スポンサーリンク
今秋オープン予定のKPM神戸ポートミュージアム。開業まで残り2-3ヶ月に迫り、いよいよ外溝を含めて外観が完成を迎えました。新港町エリアの中核集客施設として、賑わい創出を牽引する存在です。
スポンサーリンク
KPM 神戸ポートミュージアム計画概要
(仮称)神戸新港文化施設棟新築工事
所在地 神戸市中央区新港町112番2
事業者 合同会社AQUART
敷地面積 5,328.12㎡
建築面積 3,062.85m2
延床面積 7,290.00m2
階数 地上4階 地下1階
用途 博物館 店舗
建物⾼さ 21.73m
構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造
設計者 大成建設
施工者 大成建設
竣工予定 2021年秋
1F atoa luxe
atoaのグッズを販売するミュージアムショップ。
1F TOOTH MART FOOD HALL & NIGHT FES
TOOTH TOOTHがプロデュースする次世代のフードホール。1F GLION CLASSIC CAR MUSEUM
GLIONの運営する希少価値の高いヴィンテージカーの博物館。2-4F atoa
「劇場型アクアリウム」をコンセプトとし、水槽と舞台美術やデジタルアートによる演出が織りなす次世代のエンターテイメント文化施設。
4F atoa cafe
屋上テラスを有した天空のカフェスタンド。
建設状況の様子
先日まで行われていた建物周辺の外構工事も完了しました。舗装ブロックで敷き詰められた他、植樹や植栽も行われて、エリアでは最も緑の多い建物となっています。
建物の形状を象ったオブジェにKPMのロゴも入りました。デジタルアートと融合した次世代水族館「atoa」、ポトマックがプロデュースするフードマート「TOOTH MART」。そして気になる存在が「VOYAGE KOBE」。一体、どんな施設でしょうか。
建物の西側にはウッドデッキも完成しました。TOOTH MARTのテラス席でしょうか。
周囲を多くの緑で囲まれています。KPMの外壁にツル葉の植物を這わせて、隆起する大地からグリーンに満ちた小山に変化していくプロジェクトを始動させて欲しいです。同様のプロジェクトは大阪・梅田の丸ビルでも進行しています。
建物外周のアプローチに沿って木立が誕生しました。
先行して整備されていた緑地と完全に一体化しました。ウォーターフロントに生まれた緑のオアシスです。これだけ都心に近い親水エリアが長年、殺風景な倉庫街だった事は宝の持ち腐れでした。欧米の諸都市では都心立地の水辺は必ず賑わい空間としての有効利用がなされています。
メリケンパークから遠望するKPM。神戸三宮阪急ビル・EKIZO神戸三宮は開業が緊急事態宣言によって水を差されてしまいましたが、今秋の開業を目指す新港町エリアの集客施設群のオープンはどうなるでしょうか。
窓の全くない外観。当初示された円型水族館のイメージは全面をガラスで覆った姿をしていましたので、全く真逆のデザインになったと言えます。イメージでは緑化された屋上から滝が流れる様子が描かれていましたが、やはり水の演出にはメンテナンス費用が高額に掛かる為、回避されたようです。
ポートタワーから見下ろすKPM。市外からの観光客が「あれは何だろう?言ってみよう」と思わせるには、メリケンパークと第1突堤間を結ぶアクセスの早期整備が必要です。
KPM前の歩道整備も進行しています。臨港道路に共通して採用されているハットを被ったようなデザインの街路灯の設置が開始されました。
電線地中化工事は歩道の南側が先行しています。工事完了時期は11月末。今秋の集客施設の開業までには間に合わないようです。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この「神戸ポートミュージアム」というネーミングは最悪で、「神戸港博物館」と勘違いしてしまわないか懸念しています。カタカナでファッション重視の名称なんでしょうけれど、外国人がKobe Port Museumと見たら、港の博物館だと思うでしょう。まさか水族館とは思わないので、混乱すると思います。日本の人も水族館って分からないから、何が見られるのか伝わりにくいのではないでしょうか。
メリケンパークから第一突堤へ橋を架ける(門司港の跳ね橋をイメージ)でもいいと思いますが
遊覧船等を利用した船でもいいと思います。
かもめりあ~新港突堤~しおさい公園をぐるぐる回るイメージで。
採算ラインがあるので難しいとは思いますが、
尾道みたいに渡船が行き交う港になると素敵だと思います。