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昨日、即日開票された兵庫県知事選。5期・20年続いた井戸県政の跡を継ぐ新知事には自民・維新が推薦した斎藤元彦氏が当選しました。大阪府も吉村知事という若いリーダーが率いていますが、兵庫県民も変化を求めたいという意思が働いたのでしょうか。維新の擁立候補が当選した事で、今後の県と市の関係がどうなるのか。秋の市長選にも少なからずとも影響を与える事になる可能性があります。この勢いを盾に維新が新たな候補を市長選でも立てるのか。
今秋からいよいよ大規模リニューアル工事が開始される予定の神戸ポートタワー。約2年の工期を費やす大工事の準備工事として開始されたのがタワーと中突堤中ビルを接続する連絡ブリッジの撤去工事です。
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プロジェクト概要
神戸ポートタワーリニューアル
リニューアルのハイライトはタワー最上部の屋上に設けられる展望テラス。地上100mの高さで海の風に吹かれながら神戸港や神戸の都心、山々をはじめ360度のパノラマを見渡す事ができる新施設。
タワーの足元の4階に屋外テラスを整備。
4階はカフェテラス等を想定。
神戸ポートタワー改修工事概要
①耐震改修工事
②低層4階テラス及び展望階展望歩廊新設工事
③エレベーター更新工事
④老朽化対策工事(トイレ改修・設備機器の更新・外部塗装改修等)
⑤照明器具LED化工事
改修工事に伴う閉館期間 21年9月27日~23年度(見込)
タワー本体:工作物鉄骨造(鋼管構造)最高高さ 101.85m
展望階:5層 延べ床面積(内筒部面積含まない)351.92m²
低層階:RC造4階建て 延べ面積1,127.21m²
準備工事は解体工事から
制限付競争入札の結果、株式会社崇和が工事を受注しました。
同社は長田区に本社を置く解体工事のプロフェッショナルです。
撤去工事は7-8月。ポートタワーと中突堤中央ビルの3階を接続してきた連絡ブリッジ。これらを切り離す事で両建物の改修や開発が行いやすくなります。
切り離される事でポートタワーは独立した観光施設としてその唯一の存在感をこれまで以上に高める事になります。
一方で切り離された中突堤中央ビルは南館のはテナント撤退が進み、幽霊ビル化しています。しかし北館との一体開発が望ましいとされて再開発の目処は立っていません。
水面下で検討されているとされる海上ロープウェイの発着駅候補地としての活用も考えられます。出来れば、そのまま西伸して、神戸駅の南口に駅を設けられると利用率を高められる可能性も出てくるかと思います。
リニューアルされる予定のポートタワー。緊急事態宣言が解除され、改修工事前の最後の営業を再開しました。
改めて展望フロアの最上階の5階と最下階の2階を比較すると、その広さに歴然とした差がある事を確認しました。
リニューアル後は民間事業者による運営が行われ、各フロアが貸室扱いされる形になります。フロアの活用方法はその大きさから制約が課されていますが、民間の知恵によって上手い方法を考えて欲しいと思います。
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ポートタワーは正直、背が低すぎるんですよね。
高さが180mぐらいあったら眺望規制うんぬん言わなくても良かったと思えます。
それとUR布引ビルが住民がだいぶ退去してあと、一階のテナント数件になってます。どうなりますかね。