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2023年1月の竣工を予定している新港町のタワーマンション「ベイシティタワーズ神戸WEST」。住友不動産と関電不動産開発の二社が進めているウォーターフロントエリア新街区のツインタワープロジェクトです。先行する住友不のWESTは既に外観の大方が完成に近づいており、現在は内装工事と頂部の帆を模した4面のフィンの構築が進められています。
北面から東面に掛けてのフィンは既に完成し、足場も撤去されました。フィンの質感や外観がどうなるのか少し心配でしたが、かなり細かいフレームで構成されているようです。
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プロジェクト概要
ベイシティタワーズ神戸WEST/EAST
所在地 神戸市中央区新港町71番
事業者 住友不動産・関電不動産開発
敷地面積 WEST 5,300.07㎡ EAST 5,300.01㎡
建築面積 WEST 1681.98㎡ EAST 1,605.95㎡
延床面積 WEST36959.46㎡ EAST 36,593.83㎡
階数 地上27階 地下1階 塔屋1階
用途 共同住宅 一部店舗 WEST 349戸 EAST 353戸
建物⾼さ 102m
構造 鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造
設計者 前田建設工業
施工者 前田建設工業
竣工予定 2023年1月/2024年9月
https://www.sumitomo-rd-mansion.jp/kansai/bct_kobe/
物件公式サイト
建設状況の様子
更に他面のフィン構築も進行しており、建物の完成が形造られています。
フィンは地上4階から伸びる複数のマリオンによって支えられるデザインとなっており、その造形がこのツインタワーのアイデンティティになっています。
作業用エレベーターの左横のマリオン2本に支えられているフィンがこの建物の最高部になります。
新港町の業務・商業施設側の背後に聳え立つベイシティタワーズ神戸WEST。ツインタワー化による風景の完成が楽しみです。これらに神戸スマートアリーナ、住友倉庫跡も再開発によって業務やホテル等の高層建築も加わると、ウォーターフロント新街区は、既存の中突堤やハーバーランド周辺に匹敵する集客ゾーンに変貌します。
第1突堤の緑地や松林の緑の中に聳えるベイシティタワーズ神戸WEST。第1突堤はその景色の良さが抜群です。
ベイシティタワーズ神戸の完成後、夜景も楽しみの一つです。構築中のフィンがライトアップされる予定です。光量は強めにして、ランドマーク感と存在感を高めて欲しいです。
フィンの構築が終わったら、タワークレーン1機は解体されるのではないかと思います。
メリケンパーク北側から眺めるベイシティタワーズ神戸WEST。景観デザイン審議で公開された完成予想イメージが、再開発事業者公募プロポーザル時と比べて酷い内容だったので、一時はどうなるのか心配でしたが、最終的にはシティタワーの冠を頂くに相応しい造形になってホッとしています。
ただ現在、大阪の都心部に数多く建設されているタワーマンションはデザインにもかなり凝った物件も多く、お金も掛かっています。神戸の都心・ウォーターフロントで最後のタワマンに成りかねないこの物件の希少性を考えると、当初のイメージのように頂部にガラスを起用した設計で実現して欲しかったと思います。
高層ビルとしての高さのスペックは次第点ですが、スパンの大きさと、立地、ツインタワーという構成で、その存在感が際立ちます。新港町には、今後、再開発が進む東側にもう数棟の高層ビルが欲しいですね。
GWの連休あって神戸ポートミュージアム周辺も多くの人々で賑わっていました。京町筋や波止場町プロムナードからメリケンパークにかけても人の回遊が出来ており、ウォーターフロントの将来性を感じる事ができました。
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山側から見るとタワーマンションの上でタワークレーンが綺麗にクロスして見えるんですが、それがメカメカしくて何とも言えない格好良さがありました。
建設現場のメカメカしさには萌えますね。