名谷

リノベーション神戸・須磨パティオのリニューアル工事状況をレポート


名谷駅前最大の商業施設・須磨パティオのリニューアル工事が大規模に進行しており、1-3番館の建物が全面及び一部閉鎖をしながら、改装・改修が行われています。



全館閉鎖されている1番館。建物全体が足場に覆われており、12月上旬の営業再開を目指して内外のリニューアル工事が急ピッチで進行中です。



最後まで営業を継続していた1階のボックサン等も休業し、改装を開始しました。どんなテナントも例外なくリニューアルをしないという選択肢はないようです。



1階も大部分に仮囲いが設置されており、開口部からの改修が行われている模様です。



仮囲いには既に1番館への新規出店が発表されているマクドナルド須磨パティオ店の求人広告が張り出されていました。12月上旬のオープンまで残り2ヶ月を切りました。



1番館のリニューアルについては、他に無印良品の店舗拡大やマルシェへの洋食クアトロの出店が明らかになりましたが、それ以上のリリースはなく、情報は非常に限定・小出しとなっています。



大丸須磨店の外壁大規模改修も完了し、壁面が全方位真っ白に美装化されました。残る建物も順次、綺麗になっていくものと思われます。



3番館の1階の飲食店エリアにはフードコートが整備されてちます。外壁も取っ払われ、内部はコンクリートが剥き出しの完全なスケルトン状態になっています。



大戸屋等があったゾーンもスケルトンリノベーションが進行しています。



3番館の吹き抜けやエスカレーターがある中央エリアも閉鎖され、リニューアルが施されるようです。



健康館に移転した喜久屋書店跡の2階のフロア。この大きな店舗区画にはどのような後継テナントが入るのか。現状は資材置き場になっているようでした。



2階のリニューアルが完了した健康館も今後は1階のリニューアルを進めていく事になり、その準備を整え始めています。



1階の大型テナントだった輸入食品物販のジュピターも閉店していました。



ジュピター須磨パティオ店は12月に1番館に移転リニューアルオープンするようです。食品関連のテナントは1番館に集約する事になるのでしょうか。



健康館1階のその他のテナントも今後、順次、閉店していく事が予想されます。



須磨パティオのリニューアルもプレンティ同様に一部の建物による全面閉鎖、一部の建物は部分閉鎖を行いながらの工事によって、最終的にどこまで変化を遂げる改装になるのでしょう。西神中央はエキソアレとプレンティという二大施設によるリニューアルで効果を発揮しました。名谷は大丸のリニューアルが先行しましたが、西神のそごうがエキソアレに変わったような大胆な変革ではありませんでした。よってパティオのリニューアルはプレンティ以上である必要を感じます。

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