新港第1突堤基部でラスイートが計画している新たな商業施設「ラスイート・ルパンビル」。突堤にある姉妹施設「神戸みなと温泉 蓮」の北側に位置し、神戸ウォーターフロントへ人の流れを生み、魅力発信の拠点となることを目指しています。
昨年7月より進められてきた建設工事がいよいよ佳境に入っており、12月の竣工まで4ヵ月を切ったところで遂に外観の一部が完成し、東面の足場の撤去が進みました!
姿を現したラスイート・ルパンビル。ほぼパースのイメージ通りに仕上がりました。デザインは中突堤付近にあるホテルのラ・スイート神戸ハーバーランドと共通しています。当初はこの建物にも宿泊機能が与えられる計画でした。
しかし最終的には計画が変更となり、1階にはベーカリーの「ル・パン総本店」、2階にレストラン、3階は多目的ホール、そして4階にルーフトップ レストラン&バーという構成の施設になる予定です。3階は主にバンケット等、ブライダル用途に使われるのではないでしょうか。
自家源泉の天然温泉を使用した足湯を愉しめるカフェも設けられ、昼夜を問わず、新港町ににぎわいをもたらす新施設として注目を集めます。この仮囲いの裏に足湯カフェが整備される模様です。地上4階建ての為、宿泊機能を入れても、規模的には中途半端になりかねないと判断されたのでしょう。結果として商業施設化は正解だったのではないかと思います。
そんなラスイート・ルパンビル周辺では再整備が進行しています。まず連節バス・神戸ポートループの新港町バス停がグレードアップしました。
これまではデジタルサイネージの案内表示の付いたポールのみでしたが、しっかりとした上屋が完成しました。
広告サイネージの入ったボードや案内板とベンチも付いた上屋。酷暑の猛烈な陽射しの下でバスを待つのは非常に危険です。
ポートループの利用者が増え、特に新港町は乗客の多いバス亭の為、上屋の整備が必停要と判断されたのでしょう。上屋はハーバーランドのバス停にも設置が行われています。来春ににはジーライオンアリーナ神戸前にもバス停が新設される予定です。
更にラスイート・ルパンビルの西側の岸壁では新たな遊歩道の整備が進行中です。これまで閉鎖されていた突堤基部の西側を、ラスイート・ルパンビルの開業をきっかけとして、にぎわいゾーンに展開します。
現在、プロムナード整備に向けて、岸壁の地中に電気ケーブル等を埋設する工事が行われています。街灯やベンチが設置され、対岸のメリケンパークを眺めながら、散策やゆったりとした時間を過ごせる新たな憩いのスポットになる予定です。
インターロッキング舗装も施される計画です。ラスイート・ルパンビル内のカフェやベーカリーでテイクアウトしたフードやドリンクをこのプロムナードで楽しむというのもウォーターフロントでの新しい過ごし方になるのかもしれません。
プロムナードの整備は10月末までを予定しています。これから急ピッチでプロムナード化が開始されるでしょう。
先日、平日の夕方にKPMのTOOTH TOOTHフードテラスを訪れて、早めのディナーをとりましたが、そこそこのにぎわいがありました。ラスイート・ルパンビルの開業やプロムナード整備、そして何よりも来春のジーライオンアリーナ神戸の開業後には、このエリアは非常に多くの人々が行き来する場所に変貌する事になるでしょう。
ラスイート・ルパンビル新築工事 外観の一部が完成しお披露目 プロムナード整備も進行中
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暑い中、取材お疲れさまです。
熱中症にはお気をつけて。
電線地中化はいつでしょう?
美しい街並みが台無しですし、防災の観点からも早急に進めていただきたい。