昨夏の健康館2階からスタートした須磨パティオのリニューアルオープン。昨冬には1番館の全面改装も完了し、残るは2・3番館のリニューアルのみとなっていましたが、先週18日にグランドオープンを果たし、これを記念して行われた屋外イベントと共に名谷が沢山の人々で湧き立ちました。
2・3番館のリニューアルの目玉は、これまで須磨パティオには無かったフードコートの設置と飲食店街の再編です。
1階の飲食店街を全面的に閉鎖、改造工事を施し、建物の西側をフードコート、東側をレストラン街に改修しました。
これらの飲食ゾーンを総じて「Picnic Dining」と命名し、「食」の充実化を図りました。
フードコート、レストランを合わせてPicnic Dining内には14のテナントが集結。
フードコート前には屋根の付いたテラス席が設けられ、屋外での飲食も楽しめるようになりました。
真新しい広々としたフードコート内の様子です。11時過ぎでしたが、既に多くの人々で賑わっていました。
建物外観がスペインをイメージしており、内装もこれに従ってパステル調のタイルを一面に敷き、淡いナチュラルテイストでコーディネートしています。
出店したテナントはラーメン、うどん、カレー、焼きそば、ケンタッキー、クレープと、バラエティ豊かなラインナップ。
来月にはこれに韓国料理が加わります。
座席数の公式発表はありませんが、かなり充実した席数が確保されており、席の空きを長時間待つという事は避けられそうです。
フードコートからレストラン街へは室内続きとなっています。
室内のレストラン街には、ときわそば、あんばい、こなな、金龍閣が配置されています。
やはり神戸の商業施設のリニューアルにはポトマックの新規出店が欠かせないという事にになるのでしょう。こななはここでも人気でした。
Picnic Diningは屋外にも店舗が広がっています。こちらには杉玉、ヒトトバル、大戸屋が出店し、6月にはサブウェイも加わる予定です。
シェアキッチン「ヒトトバル」。週替わりのスイーツ店は最近、急増していますが、期間限定のレストランは珍しく、新しい試みです。レストランに挑戦したいチャレンジャーにも非常に良い機会が与えられます。
大戸屋は建物の端に配置転換されましたが、安定の人気ぶりを示していました。
1番館のリニューアルオープンには間に合わなかった屋上広場も今回のグランドオープンには間に合わせて供用が開始されました。
二つの人工芝の広場が整備された「PATIO屋上ひろば」。馬がモチーフの玩具「ロディ」も沢山置かれています。広場の側には保護者が寛げる陽除けの屋根やベンチも備わります。
更に屋上菜園「pick! nic! farm」では、野菜や花々が植えられており、今後、これらを活用した様々なワークショップ等も開催される予定です。
内外装をリニューアルした健康館。昨年8月にリニューアルを終えた2階に引き続き、1階の店舗もそれぞれ改装が完了しました。
1番館に移転した輸入食品小売のジュピターの後継には、アウトドア用品の好日山荘がオープンしました。
健康館で計画されていた健康ステーションの整備は取り止めになったのでしょうか。
これで名谷駅周辺で計画されてきた一連の商業施設の開発やリニューアルがひと段落しました。大丸須磨店の改装や名谷図書館の整備、須磨パティオ各館のリニューアル、北須磨支所ビルのテナントフロア、tete名谷のリニューアル。まだ今後更にパティオの平面パーキングを活用して新たな商業施設や住宅の建設も想定されています。今後はブラッシュアップされた名谷駅前の後背地に広がる住宅群に手を入れる事で、人口流入を図っていきたいところです。阪急が地下鉄に乗り入れていれば、宅地の再開発は阪急阪神不動産が担ってくれていた事でしょう。
リノベーション神戸・須磨パティオがリニューアルグランドオープン!食の充実化による魅力度アップで集客を図る
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金額的にはたいしたことないけどパティオの駐車場料金がかかるのが地味に行く気を削ぐんですよね。フラっと行けないというか…