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9月下旬で閉館した神戸ポートタワー。リニューアルを控えて改修に向けての準備が進められてきましたが、遂に工事に着手しました!
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プロジェクト概要
神戸ポートタワーリニューアル
リニューアルのハイライトはタワー最上部の屋上に設けられる展望テラス。地上100mの高さで海の風に吹かれながら神戸港や神戸の都心、山々をはじめ360度のパノラマを見渡す事ができる新施設。
タワーの足元の4階に屋外テラスを整備。
4階はカフェテラス等を想定。
神戸ポートタワー改修工事概要
①耐震改修工事
②低層4階テラス及び展望階展望歩廊新設工事
③エレベーター更新工事
④老朽化対策工事(トイレ改修・設備機器の更新・外部塗装改修等)
⑤照明器具LED化工事
改修工事に伴う閉館期間 21年9月27日~23年度(見込)
タワー本体:工作物鉄骨造(鋼管構造)最高高さ 101.85m
展望階:5層 延べ床面積(内筒部面積含まない)351.92m²
低層階:RC造4階建て 延べ面積1,127.21m²
低層部より足場が組まれて、タワー全体を覆うまで仮設工事が進められていきます。
足元では仮囲いが設置されており、コンテナレストランのSO.TABLE KOBE 0330との間は狭い通路となりました。
中突堤中央ビルとポートタワーと接続していた歩行者デッキの仮囲いには完成予想イメージ等を掲示し、リニューアル工事完成後の様子を伝えています。
この工事を受注したのは、大林組・寄神建設のJV。最近の大型公共工事は大手ゼネコンと地場の建設会社がペアとなっているケースが増えています。
仮囲いに掲示されている昭和30年代の中突堤付近の様子。ポートタワーが竣工したばかりで、神戸一の高層建築でした。メリケン波止場にはハシケ船がひしめいています。海岸通りは文字通り海の側を走っていました。
リニューアル後の頂部に設けられる屋上テラスは転落防止に白に塗装された金網が用いられるようです。メンテナンスはしやすいですが、視界は遮りますね。
仮囲いにこれまで未公開だったリニューアル後のポートタワーの新たなイメージが掲示されています。夜間のライトアップがどのようにパワーアップされるのかも気になるところです。頂部周りの照明演出にひと工夫欲しいところです。
足元には仮設資材が運び込まれてラフテレーンクレーンで足場組立作業が行われています。どこかのタイミングでタワークレーンが投入される予定です。
今後、約1年半に渡って神戸港からポートタワーの姿は拝めなくなります。夜のライトアップも休止されます。ポートタワーのリニューアル完成時には、新港町エリアのベイシティタワーズ神戸WESTも完成し、神戸港の夜景もこれまでよりパワーアップしている事でしょう。
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