ポートアイランドII期

バンドー神戸青少年科学館大規模リニューアル 11月より1階展示室他の閉鎖を開始予定



ポートアイランドの集客効果に一役買っている神戸市立バンドー青少年科学館。休日には多くのファミリーが訪れ、科学技術や自然の世界に触れ合っています。



しかしながら開館から40年近くが経過し、内部展示物の老朽化や技術の進歩によって展示内容が時代に合わなくなっている事が明白でした。そこで神戸市は同科学館のリニューアルを開始。2022年4月にはその第一段のリニューアルが完了。人気のプラネタリウムも改修を終えました。



次にリニューアルの対象となるのが、まだ手付かずである1階の第1展示室や第6展示室。最新のデジタル技術を駆使した新展示室にはワクワクする展示が目白押しになる事でしょう。



第1展示室の目玉アトラクションとなりそうなのが、大型展示施設の「スパークポッド」。



第6展示室にも様々な新しい展示に刷新され、これまで以上に子供も大人もワクワクできる空間になる事が期待されます。



現在の第1展示室内の様子です。非常に沢山の展示が設置されており、いずれも今でも十分に楽しめる内容ではあります。



見上げれば天井からプロペラ機が吊り下がり、迫力のある展示内容になっています。



しかしいかんせん紹介されている技術や導入されている機材の古さだけはどうしようもありません。分解説明されているトヨタのクラウンがノスタルジーを感じさせます。



2022年に開館40周年を記念した大規模リニューアルを第2、第3展示室にて実施。



新技術を駆使して刷新された展示。やはりメインに展示のデジタル化が顕著になっています。



今回のリニューアルでは、展示施設の刷新のみでなく、キッズスペースの整備や各トイレの改修も含まれており、全面的に快適な館内での滞在ができるように生まれ変わります。



22年のリニューアルでは第3展示室にこんな大きな新展示施設も導入されました。浮遊体験型アトラクション「時空ホッパー」です。



今年11月から第1・6展示室は閉鎖されるので、現在の展示が楽しめるのあと残り1ヶ月半弱です。エリアの再オープンは来春を予定しています。またこのリニューアルを第一弾とし、更に第ニ、第三のリニューアルを順次進めていく予定です。ただリニューアルを機に施設名の変更も検討した方が良いのでないでしょうか。青少年という名称はこの時代にはそぐわないと思います。

関連記事
ポートアイランドII期

ポートアイランドプロジェクト医療産業都市 融合連携イノベーション推進棟とナンバースリー新社屋

2014年9月7日
こべるん ~変化していく神戸~
ポートアイランド2期地区で理化学研究所が建設を進めている「融合連携イノベーション推進棟」ですが、基礎工事が完了して鉄骨建方が始まりました。設 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です