既に存在しないスーパーコンピューター京の名前が未だ与えられているポートライナー京コンピュータ前駅前で建設されている(仮称)オープンイノベーション拠点ビル。安井建築設計事務所の設計、明和工務店の施工で工事が進んでいます。この二社はまもなく竣工を迎える小野柄通の日新信用金庫神戸支店ビルでもタッグを組んだ形です。
9月末に完成予定のこのプロジェクトも工期が残り3ヶ月に迫り、外観の完成が近づいているようです。3月以来の訪問でしたが、建物を覆っていた足場と養生ネットの撤去が始まりました。
複雑にパネルが覆うファサードが見えてきました。
中央にはまだ作業用の仮設エレベーターが備わっていますが、西側の足場撤去と共にエレベーターも解体されるでしょう。
この建物の正式名称はクリエイティブラボ神戸(CLIK)に決定しています。10月からの稼働を予定し、ウェットラボのテナントを募集しています。
神戸医療産業都市に進出する企業・団体数は370社に達していますが、この施設の完成により400社・団体を越える可能性も出てきます。コロナショックで世界が混沌とする中、医療産業の果たす役割や重要性はこれまで以上に高まっています。神戸での創薬によって有効な治療薬やワクチンが開発されるような快挙が生み出されるような事はないでしょうか。次世代スパコン富嶽の本格稼働も近づいており、新施設の最寄駅も改名される日もまもなくかもしれません。
(仮称)オープンイノベーション拠点ビル新築工事 いよいよ外観が現れ始める!
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