来春の竣工を予定して仕上工事の進むザ・パークハウス神戸タワー。外観は完成し、外構工事や内装等の最終段階に突入しているものと思われます。年明けには内覧会が行われるのではないでしょうか。
敷地外構も植栽、舗装、電気工事が完了しました。
既存の歩道と共に公開空地が大きく開けており、かなり開放感のある空間が形成されました。シンボリックな木々も植えられて、街の潤いアップに貢献しています。
西側にもこれまで無かった幅員の大きな歩道が設けられました。壁面の一部緑化も行われるようです。
公開空地の広場も完成しました。周囲には住宅も多いので、周辺住民にも利用されそうです。
元町商店街入口から北側の見上げです。
旧三菱銀行の保存外壁は北側は一部のみが残されています。多少手を加えてでも、北側の一面も保存外壁で覆って欲しかった気もします。
ただ建物内部のタワーパーキングへのアクセス路や入口がこの北側に設けられたので、この面の外壁採用は技術的な制約があったのかもしれません。
保存外壁を活用した東面のエントランス部です。
軒に建物名がエンボス加工された銅板が嵌め込まれました。
全体像です。
東面の歩道も拡張されました。
栄町通との交差点から見上げたザ・パークハウス神戸タワー。同じアングルで竣工後の夜の姿を早く撮影したいですね。
照明の電気工事も終わり、何度か試験点灯が実施されています。頂部のライトアップの様子が確認出来ました。このタワーは周囲を高層建築に囲まれているからか、航空障害灯が一切、設置されていないようです。
控えめながら、神戸の摩天楼の夜景に新たな彩りのアクセントを加えています。
ザ・パークハウス神戸タワー 外構工事は完了間近 ライトアップ試験点灯も目撃
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美しく仕上がりましたね。
このマンションの仕上がりを見ると、神戸都心部の一定規模以上の開発案件には寧ろ超高層化を勧めるくらいで丁度良いと思います。足下の空間は都心部では街に快適な空間的な広がりと潤いを与えてくれます。建ぺいを100%使い低層化した物件と空地を取り超高層化したそれとでは後者の方に分があると思います。後は利用者のモラル向上も問題で、足元の空間が広がれば違法駐車駐輪やゴミの放置もまた出てきます。その影響か総合設計を利用した案件でも竣工後に植木のボックス等を並べ容易に利用できないような物件も多いのが残念です。
様々な理由はあっても、それらの物件が記載緩和を受け建設されたものについて神戸市は、状況をチェックし公開空地を一般に開放していない物件には改善の指導を行うべきでしょう。