ファミリア本社跡

ザ・パークハウス神戸タワー新築工事 相生町1丁目計画 低層部の保存外壁が少しだけお披露目



ファミリア本社跡地で建設が進むザ・パークハウス神戸タワーはその低層部をこの地にあった旧ファミリアホール・三菱銀行神戸支店の外壁保存して2面を復元する形で活用する予定です。住戸となる中高層部の外観が完成し、内装工事が作業の中心になっていますが、低層部の外壁復元の作業進捗はベールに包まれていたままでした。



しかし台風10号の接近に伴い、暴風への対策の為、養生ネットの上部を下げて風の煽りを受けないようにした工事現場が続出。この現場もその例に漏れず、低層部の保存外壁の一部が拝めるとなる予期せぬ状況に遭遇。



保存外壁と新築部分を繋ぐ真っ白な屋根はデザインや装飾は以前の建物と同じですが、恐らくここも新たに造り直されていると思われます。



荘厳な造りの低層部。神戸の分譲マンション史上最高価格を記録したこの物件に相応しいエントランスです。やはりコーナー部はカフェにして欲しかったですね。ハーバーロードは雰囲気は良いのですが、集客施設が殆どありません。通りに一息つける場所が欲しいところです。



荘厳な低層部と聳える高層部。世間では一部の人から「腰巻ビル」と呼ばれる建物になります。神戸は東京と並ぶ腰巻ビル先進都市です。外国人観光客にも注目の高い建築とされており、市内に点在するこうした建物を観光名所として活用するのも神戸ならではの特徴になるかもしれません。



風当たりの強いゲートも一時的に撤去されました。南面のエントランス周りの様子も詳細が露わになりました。



低層部と高層部のコントラスト既に完成予想パースでイメージは掴めていましたが、実物を改めて見てみると、デザイン的に近い旧居留地の海岸ビルという前例がある為か馴染んでいるように見えました。



落ち着いた雰囲気と高規格・高度利用されたこの交差点界隈は神戸の新しい景観を代表しています。JR神戸駅の北側とは非常に対照的です。



同じく台風対策が施された神戸阪急ビルの建設現場(読者ひでもさん提供)です。昨年4月のカーテンウォール取り付け開始時以来ぶりの部分的お披露目です。当時はなかった開口部にガラスの取り付けが完了している様子が確認出来ます。

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POSTED COMMENT

  1. hk より:

    お洒落なタワーマンションになりましたね〜
    この界隈は都会的で綺麗なので歩いていると気持ちが清々しくなります。
    ウミエへの動線が何とか改善されれば完璧なんですが

  2. ヒーコ より:

    やはり普通のタワーマンションですね。
    ビストロやイタリアンレストラン、せめて一般人が立ち寄れるギャラリーかカフェを密かに期待してましたが…

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