兵庫

イスズベーカリー新本社工場の竣工迫る 現本社屋の解体開始は今秋からか?



加納町3丁目交差点に面した布引町にあるイスズベーカリー本社屋・工場は隣接するUR布引アパートと共に再開発が予定されており、解体される計画です。これに伴い、新本社工場の建設が進められてきたのが、兵庫区駅南通5丁目の工業地域。JR和田岬線を挟んで兵庫駅南公園のすぐ西側です。



既に鉄骨造の新本社工場は外観が完成し、山食パンの形状をした塔屋兼看板が建物の頂部に登場しています。



地上3階建ての新工場。カラフルな外装が目立っています。



螺旋階段とモザイク調に塗装された外壁が特徴のパン工場です。この場所を選んだのはやはりこの新工場のすぐ西側や北側に増田製粉所の本社工場があるからでしょうか。この立地では製パンに必要なフレッシュな小麦粉がすぐに届きます。



建物竣工後の9月下旬にはこの工場から各店舗や全国の消費者に焼き立てのパンが配送される事になります。



新本社工場は兵庫運河にも面しています。兵庫運河はこんなに北側奥深くまで切り込んでいたのも新鮮な驚きでした。



兵庫駅南公園からもイスズベーカリーの看板がよく見えます。本社工場を兵庫区に置くなら、現在は都心店ばかりなので、JR兵庫駅周辺にもベーカリーを1店舗開店しても良いかと思います。



新本社工場の竣工が近づくにつれて、現在の老朽化した本社屋の解体の日も近いという事です。10月から解体撤去工事に着手する事になるでしょう。既に地下躯体の解体を進めている南側のUR布引ビルと土地が一体化されます。2,000平方メートル以上の開発用地が生まれる事になりますが、開発内容は未だベールに包まれています。

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