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JR兵庫駅南側駅前にあったパチンコ店・パーラーダイエイ兵庫本店の解体撤去工事が完了し更地化された跡地。2月には地質ボーリング調査が行われていましたが、その後、仮囲いが設置後は具体的な動きは見られていませんでした。
敷地面積は約1,700平方メートルあり、そこそこの規模の駅前開発が可能な土地です。単なる住宅開発にしてしまうのは惜しい用地であり、駅周辺の活性化に貢献する商業・集客機能を付与する事が望ましいです。
そして遂に仮囲いに建築計画のお知らせが掲示されました!この掲示が行われる=計画に住宅機能が含まれるもしくは高層建築であるのいずれかとなります。今回、この土地に計画されている建物は地上13階 延床面積9,060平方メートルの規模であり、用途は以下と判明しました。
- 有料老人ホーム
- 診療所
- 物販販売業を営む店舗
- サービス付き高齢者向け住宅(寄宿舎、共同住宅ファミリー24戸 ワンルーム19戸)
また開発事業者は当初、報じられていた通りJR西日本不動産開発でした。建物の解体を担当したのは生和コーポレーションでした。単に解体工事のみを受注したのでしょうか。それとも生和コーポレーションが土地の売却を仲介し、JR西日本不動産開発に譲渡したのでしょうか。
生和コーポレーションはすぐ南側で新たに賃貸マンションを建設している最中です。
用途として記載された有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅が敢えて別で記載されたのは、老人ホームはデイサービスとしての施設、高齢者向け住宅はファミリー、ワンルームに分けられています。
JR西日本不動産開発は、これまでも各地で住宅型有料老人ホームの建設、運営を行っています。
気になるのは物販販売業を営む店舗と診療所の存在。建物低層部に店舗やクリニックのテナント区画を設ける事になるようです。区画数やテナントの業種がどうなるのか。
兵庫駅の南側には飲食店が少な目の印象です。テナントは物販のみに限定するのか、飲食店も許容するのか。物販は食物販も含むのか。建物のデザインも気になるところです。
兵庫駅前では約半年に渡ってStar Kitchen Parkとして、キッチンカーが集う賑わい広場が設けられていました。今後、運河を改造して親水空間が新設される予定です。駅北側でも地下駐輪タワーの整備や広場のリニューアルが計画されています。
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