兵庫

湊川協同組合ビルの解体工事も大詰め 和田興産による再整備建設工事は来月より着手予定

湊川協同組合ビル・市営松本住宅は建物の老朽化及び組合員の高齢化により、組合を解散し建物を解体する事が決定。跡地は再開発される事となり、コンペにより事業協力者に和田興産が選定されていました。



和田興産は分譲マンションの建設を予定しており、自社ブランドのワコーレシリーズになる事が予想されます。



既存建物の解体は地上部を既に完了しており、地下階の躯体解体を進めています。



奥の養生ネットの裏には神戸新鮮市場・ふれあい通りの商店街が連なっています。予定通り来月から新築建物の建設工事に着手する場合、既存建物の杭を再利用する可能性があります。

hyogokuyakusho21.jpg

こちらは解体着手前の湊川共同組合ビルです。ミナイチショッピングセンターが営業中の頃です。築50年の建物でした。


和田興産が跡地に計画している建物は鉄筋コンクリート造 地上14階 156戸の住宅棟と鉄骨造1階の店舗棟で、総延床面積は約12,700平方メートル。総事業費は約50億円。


店舗棟は商店街に沿って建設される予定です。



解体工事は村上工務店・今津建設のJVで進めており、新築建物も同JVが担当するものと思われます。完成予定は2022年4月。今後、湊川商店街の更なる建て替え・再開発を誘発するのかどうかに注視したいと思います。
関連記事
兵庫

兵庫区総合庁舎・消防署建設他工事 X ワコーレシティ KOBE 湊川公園新築工事 タワークレーン登場 湊川公園にはフワフワドーム誕生

2020年10月7日
こべるん ~変化していく神戸~
新・兵庫区総合庁舎の二期計画として進められている兵庫消防署の建設工事。基礎工事が終わり地下躯体の構築が始まりましたが、遂にタワークレ …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です