こべるん ~変化していく神戸~
神戸阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 13階までの鉄骨建方完了 駅コンコース内天井美装化進む HK阪急三宮駅前ビル建設進行中



着々と大林組による建設工事が進む神戸阪急ビル増築工事。東館の施工状況は13階まで鉄骨建方が進んでいます。29階の最上階まで残りあと16階となりました。高さ的にもまだ半分弱といったところでしょうか。スペックとしては約50~60mと言えます。



生田新道に対しては既に巨大な壁「ウォール・サノミア」となりました。半分弱の高さでこの存在感なので、最高部の高さ121mに達すると、見上げるのはかなり首がしんどい角度になりそうです。



11階までのデッキプレート取り付けが完了しています。南側の部分は小さくセットバックして角度が付けられています。オフィスフロアは北側が事務室になり、南側が東角部を除いてエレベーターやホール等の共用部というレイアウトになっています。従ってオフィスフロアは南側にはあまり窓がありません。15階には産学連携の交流拠点が設けられる予定ですが、4~14階の11フロアにはどんな企業が進出するのでしょうか。賃料は神戸最高クラスになるのは必至でしょう。



また低層部の商業施設のテナントについてもまだ地下階の「阪急オアシス」以外の出店は明らかになっていません。ただ以前の神戸阪急ビル東館に入っていた阪急のグループ会社が運営する書店の「ブックファースト」やコスメ雑貨の「カラーフィールド」等は再び入店するのではないかと思われます。1階はコンコースや公共動線、イベントスペースによってフロアが割かれるので、店舗は4区画程に絞られる予定です。流石にもう阪急会館のような映画館が入る事はないかと思いますが、2-3階のフロアレイアウトも気になるところです。



既に最上部西側では14-15階の鉄骨建方を始める準備が整えられています。15階まで達すると、16階の機械室を経て、いよいよホテル階の構築へと移行します。これからの作業はそのまま鉄骨建方をどんどん上層階に向けて続けていくのか、それとも基壇部ではPCカーテンウォールの取り付けの為に一旦、鉄骨工事を中座したように、オフィス階のアルミカーテンウォール取り付けに集中するのでしょうか。



小さな変化ですが、新築されている東館と既存の西館の間に何等かの鉄骨の工作物の構築が進められているのを発見しました。



恐らく東館と西館を繋ぐ連絡通路ではないかと思われます。西館の外壁材も東館と統一したデザインのカーテンウォールにて美装化して欲しいですね。



神戸阪急ビルのスケールは南側から眺めるのが最も把握しやすいです。日に日に成長していくこの再開発ビルの存在は神戸市民の「変化」に対する象徴としても重要な役割を果たしています。変わらない事が日常化してしまった市民の心に躍動感と高揚感を与え、神戸に漂う「諦め」の心境を「期待感」に変えつつあるのではないかと思われます。



駅構内コンコースでも少しずつ変化は進化を遂げています。床の美装化エリアが拡大してきました。石張りの支柱の上部にアーチの梁の一部のような工作物が取り付けられました。デザイン上の演出でしょうか。



また改札機前の天井パネルも美装化され、照明設備も更新されました。改札機前の柱はまだ手つかずの状態ですが、これらも美装化される事を期待したいと思います。またこのまま改札内へ改修工事が進行していく事にも期待しています。



天井、床、柱の改修はどんどん進みますが、何故か梁の改修は石膏ボードの状態で留められています。早く仕上がりを見たいですね。



一部の梁はシートが被されています。化粧シートの貼り付けが進んでいるのでしょうか。



六角柱の次の段階にも注目です。デジタルサイネージになると予想しているのですが、外観上、電気工事は進んでいません。



京町筋からも神戸阪急ビルの鉄骨の躯体が見えるようになってきました。最高部に達した際にどこまでの高さになるでしょうか。



サンキタ通りを挟んで神戸阪急ビル西館の向かいにて新たな建設工事がスタートしています。これまで雑居ビル2棟の解体工事が進められていました。仮囲いが設置されています。



工事名称は「(仮称)HK阪急三宮駅前ビル」。事業主はエイチケーサービス。西区の富士建設工業が施工、一級建築士事務所のスタジオヴォイドが設計を担当しています。労災保険関係成立票から8月末までの工期と予想されます。エイチケーサービスは神戸市内の不動産会社で鯉川筋にある「HK元町ビル」が代表的な保有物件です。スタイリッシュなHK元町もスタジオヴォイドの作品なので、今回のHK阪急三宮駅前ビルもデザイン性の高さに期待が持てます。



現場では既に配筋と型枠工事等の基礎工事が進行しています。建物は恐らく鉄骨造です。店舗ビルになる事は間違いないでしょう。スタイリッシュな新築の飲食店ビルとなるものと思われます。



来年度の神戸市予算案が可決されれば、いよいよサンキタ通りのリニューアル工事も着工する事でしょう。神戸阪急ビルの改修と共に通りの賑わいや通行量は確実に増えるものと思われます。HK阪急三宮駅前ビルはこの一連の駅ビル再開発によって誘発された民間投資です。三宮北エリアでは今後も老朽ビルの建て替えや集約といった民間開発が増えていく可能性が高まります。

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