雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 「雲井通5丁目の歴史。語る仮囲いギャラリー」誕生



既存建物の解体が急ピッチで進行する雲井通5丁目再開発事業エリア。更に建物解体の進捗が顕著になってきました。



昨年5月より解体が開始されているサンパルは、その仮囲いに期間限定の企画展を実施しています。



その名も「雲井通5丁目の歴史。語る仮囲いギャラリー」。エリアの歴史を写真で時系列に掲示しています。



現在、解体されているサンパルや中央区総合庁舎等がまだ建設される前の昭和40年代(1970年代)の雲井通5丁目の様子。勤労会館の建設が開始されたばかりの頃のようです。神戸新聞会館から撮影されたものと思われます。



前述の写真と同じ頃の空撮でしょうか。左下に磯上公園。左中央に国鉄三ノ宮駅。右上に新神戸駅が確認出来ます。高層ビルは皆無で、大きな建物は神戸新聞会館、三宮ビル北館位。まだ当時は新しい布引アパートも確認出来ます。



そして昭和50年代(1980年代)に再開発の進んだ雲井通5丁目の様子。竣工したばかりのサンパル、勤労会館、中央区役所等が立ち並んでいます。プランタンの入る雲井通6丁目のサンシティ(現OPA2)はまだ建設されていません。



そのサンパルも既に上層2フロアは解体撤去が完了しており、徐々に高さを縮小しています。



遂に中央区総合庁舎も足場と防音パネルに覆われ始めました!いよいよ赤煉瓦の庁舎も見納めです。



竣工当初は非常にモダンで存在感のある建物だったと思います。現在は40-50年で建替の進む日本の建物ですが、超高層化された再開発ビルはどれ位の期間に渡って活用される事になるのか。解体されているこれらの建物より歴史の長い商工貿易センタービルはまだまだ現役です。



勤労会館はもう既に元々の高さの半分以下にまで縮小しました。



中央区総合庁舎と比較してもその大きさは顕著に縮小しています。



更地化に向かって突き進んでいます。



サンパルや東横INNの縮小も進行しています。



この再開発ビルにはどのような名称が与えられるでしょうか。やはり○○タワーとなるのでしょうか。私のアイディアとしては、雲井通の「雲」の字から、英語の「CLOUD(クラウド)」を名称に入れてみてはどうかと思いました。「クラウドスクエア神戸三宮」なんてどうでしょうか。

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  1. sirokuma より:

    最近、深夜にYoutubeで昔の街並みをなにげに眺めることがありますが、高度経済成長期の人々の眼差しからは、何かしら希望と自信にあふれているような躍動感・スピード感を感じます。この頃の再開発から半世紀を経た今、景観や高さやタワマンなどの各種規制などでがんじがらめになっていますが、一度、0ベースに戻して一定規模以上の大規模開発については大幅な緩和を行い、あとは走りながら考えた方が、ワクワクするようなダイナミックな投資を呼び込めるし結果、高品質の良いまちづくりができると思います。

    https://www.youtube.com/watch?v=CF6m0dOjnFs&t=1416s

    https://www.youtube.com/watch?v=CF6m0dOjnFs&list=PLNYppp_-csq9ad50tXj_Xapsjt8BXLEwz

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