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今年7月の着工に向けて、着々と街区内既存建物の解体が進む雲井通5丁目の再開発地区です。サンパルも上層階からどんどん縮小し始めていますが、ビルの規模が街区内の他の建物よりも大きいので、その進捗スピードはいささかスローです。
再開発地区の東側に面する葺合南146号線は、バスターミナルに進入するバスのメインアプローチとなりますが、地中埋設物の更新工事が完了したのか、歩道や車道のアスファルトが新しくなりました。再開発完了時には電線地中化も進められるべきです。
遂に旧中央区総合庁舎も足場と防音パネルに覆われてその姿が見えなくなりました。
最も最後まで解体が進行しなかった建物ですが、これから5ヶ月弱で、消滅する事になります。
勤労会館はもう消滅寸前のところまで解体が進行しています。
この解体開が進む光景をもう何年も前から夢見てきましたが、いざ開始されると、今度は早く建設工事の様子を見たいと願うのは人間の欲ですね。この解体が開始されるには、以下の過程を完了させる必要がありました。
こうべ花時計の東遊園地南側への移設
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こうべ花時計跡地にクーリングタワーを設置
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市役所本庁舎3号館解体
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市役所本庁舎3号館跡地に中央区総合庁舎を建設
磯上グラウンドの北側を整地
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磯上グラウンド北側に市立磯上体育館を建設
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中央幹線でも地中埋設物の更新や移設工事が行われています。
JR三ノ宮新駅ビル前から整備される歩行者デッキがこの歩道上に建設されるのに伴い、この準備工事となります。工事の進捗既にインターロッキング舗装ブロックの一部が仮舗装のアスファルトに置き換わっています。
この工事を進める為、中央幹線の車道1車線が閉鎖されています。この為、バス停へのアプローチとして仮設のブリッジが設置されています。
外見上はまだ3階までの躯体が残されているように見える勤労会館。
北側に周ると、既に内部は殆ど無く、外壁のみのハリボテ状態になりつつあります。来月までには消滅する建物です。
予想以上に解体スピードの速いのが、洞爺湖INNです。もう半分強まで縮小化が進んでいます。
サンパルとサンシティの2棟の再開発ビルの2階を接続していた連絡橋も既に撤去が完了しています。
かつて連絡橋があった部分には格子柵が嵌め込まれました。
サンパルについては西側低層部の中央部分が繰り抜かれ、その中にクローラークレーンが入って、東側の高層部の解体を進めています、
4年後にはこの場所に地上32階 高さ163mの複合タワーが聳える事になります。4年前の2019年2月頃と言えば、三宮では神戸三宮阪急ビルの西館がリニューアルに向けて既存テナントの退出が本格し、東館は既存建物の地中障害物の撤去が行われていました。新港町ではようやく各施設の建設工事に着手した段階でした。4年後には神戸を取り巻く環境も大きく変わっている事でしょう。
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