雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 残る工期3ヶ月で既存建物消滅のカウントダウン開始

7月からビル本体の建設工事に着手する為、解体工事は残り3ヶ月となった雲井通5丁目再開発プロジェクト。最後に解体を開始した旧中央区総合庁舎以外の街区内の建物は消滅へのカウントダウンが始まっています。



仮囲いの外からだと、見方によってはもう既に庁舎以外は更地になっているようにも見えます。



真っ先に解体が完了した勤労会館跡地には、建設現場事務所が完成しました。この位置に事務所を構えたという事は、ビル本体工事は敷地北側から進められるという事になるのでしょうか。



勤労会館やサンパルの西側が撤去されただけでも中央幹線に対してこれだけの開放感が生まれました。期間限定の光景です。



東横INNは残りあと5階分の躯体が残っています。



ただ裏側から見ると、その躯体はもうごく一部のみになっていました。今月中には地上部の撤去は完了する事になるかと思います。



サンパルについても、セットバックした高層階の撤去はまもなく完了し、店舗区画だった基壇部の解体に移行する事になります。



3階までのみになったサンパル。柱の鉄骨が剥き出しになっています。



あじさい通りから中央幹線の建物が見えるようになるまでもうまもなくです。



仮囲いに雲井通5丁目バスターミナルI期ビルの完成予想イメージが掲示されました。



このサイズで掲示されると迫力があります。あじさい通りはこのビルの完成後、どう変わっていくのでしょうか。パースのように今の車道・歩道を分けた形でなく、既に歩行者専用道路になっているので、プロムナード化すべきかと思います。



雲井通6丁目のII期ビルについては、まだ現状のところ検討状況については明らかにらなっていません。雲井通5丁目は着工の3年間前に参画する民間事業者の公募を行いました。6丁目を27年着工と想定すると、来年には事業者を募る事になるタイムスケジュールであり、建物の概要はもう固めていく必要にある時期と言えます。ただ6丁目は市の管理する公共施設は無く、バスターミナル、商業施設に加えて、ビルの高層部にどのような機能を入れるのかが焦点になってくるかと思います。

関連記事
雲井通5・6丁目再開発

アシックスに続きシスメックスも三宮に本社を移転!バスターミナルI期ビルで2028年春操業開始 高まる再開発ビルの求心力

2025年4月3日
こべるん ~変化していく神戸~
医療検査機器・試薬大手メーカーのシスメックスが、雲井通5丁目の再開発事業で27年冬に完成予定のバスターミナルI期ビルに本社を移転する …
雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 街区の完全更地化はもう目前 この再開発によって都心軸は東へと移動するのか

2023年6月5日
こべるん ~変化していく神戸~
今夏7月より再開発ビル本体の建築工事を開始予定の雲井通5丁目再開発。約1ヘクタールの開発用地誕生まで秒読みに入りました。  …
雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 三宮バスターミナル特定運営事業等 特定事業の選定及び公募開始

2025年1月30日
こべるん ~変化していく神戸~
順調に建設工事の進行する雲井通5丁目の再開発事業・バスターミナルI期ビル。敷地全体で本格的に地下躯体の工事が行われている段階です。  …
雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 公開された図面から読み解くバスターミナルI期ビル その1(立面図・断面図)

2022年11月14日
こべるん ~変化していく神戸~
街区内の既存建物解体を本格解体している神戸三宮雲井通5丁目再開発事業。事業を進める雲井通5丁目再開発会社がその概要を発表し、建物の詳 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。