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先週、とうとう計画概要や完成イメージが発表された神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業。通称「バスターミナルI期ビル」は地上32階 地下2階 延床面積98,570平方メートル 高さ163mの超高層複合ビルで、2027年の完成予定です。いよいよ再開発対象街区内の既存建物の解体着手段階に至り、敷地内で最も北側にある商業施設「サンパル」が先行して閉館。解体撤去工事が開始されました。
また事業主となる雲井通5丁目再開発株式会社は他社のプレスリリースには掲載されていない南側から眺めた完成イメージを公開しています。阿倍野ハルカスも思い起こさせるデザインです。
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プロジェクト概要
神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
事業名称 神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業
施行者 雲井通5丁目再開発株式会社
施行区域 兵庫県神戸市中央区雲井通四丁目345番の一部,346番,347番の一部,同五丁目301番, 302番,303番,317番,318番,319番,320番の一部
区域面積 約1.3ヘクタール
敷地面積 約8,230㎡
延床面積 約98,570㎡
建物構造 鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造
階数/高さ 地下2階 地上32階 塔屋2階/約163m
主要用途 商業施設、バスターミナル施設、公益施設、業務施設、宿泊施設 公共施設
設計 大林組 三菱地所設計 坂茂建築設計 東畑設計事務所
施工 大林組
解体着手 2022年6月
完成予定 2027年頃
市道葺合南146号線を幅員18mに道路拡幅
バスターミナル
バーティカル・パッサージュ
三宮図書館
屋上庭園
EVOL HOTEL KOBE
屋外歩廊空間
かつて風車が施設のシンボルであったサンパルの西側や雲井通小公園を囲むように仮囲いの設置が開始されました!工事車両が搬入さやすしいように歩道はアスファルト舗装に転換し、仮設スロープもできました。恐らくこの場所に搬出入用ゲートが設置されるのではないかと思います。
仮囲いは軒に沿って北側へと徐々に伸ばされています。
仮囲いにはビル内で営業していた店舗の移転先を案内する掲示が複数ありました。
解体工事を施工するのはプロジェクトの特定業務代行者である大林組。解体後、新築ビルの施工も担います。解体は来年10月中旬まで継続される予定です。
北側で歩道を封鎖して建物の外周のあちらこちらのボーリング調査を行っています。
シャッター街となったサンパルのあじさい通りに面した路面店街。今月中にこちら側にも仮囲いが設置されるでしょう。
まだ唯一、ベーカリーのケルンのみが営業しています。既に移転先は決定しており、移転先での営業再開日を調整中のようです。この店舗の移転後、完全なる解体開始が進められる事になります。
あじさい通りの西側正面にはちょうど神戸三宮阪急ビルが聳えるアングルになっています。再開発後と再開発前の新旧コントラストが明確です。あじさい通りは既に現在も事実上の歩行者専用道路なので、電線地中化は必須として、今回の再開発にて、さんきた通りのようにプロムナード化するべきでしょう。
雲井通5丁目の再開発が始動しますが、6丁目の開発始動時期も早める事は出来ないでしょうか。
雲井通の再開発が始動する事で、中央幹線を挟んで南向かいのエリアも今後、そのポテンシャルが引き上げられる事になり、新たな開発が誘発されてくるのではないかと思われます。今後の展開に大いに期待しています。
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5年後か。楽しみですが長いですね(笑)。
大阪梅田ツインタワーズ・サウスのように、商業・ホールエリアとバスターミナル部分が先行オープンとかは無いんですね。
阪急も長いと思っていましたが、開業してみると、あっという間だった気もします。今回は同時進行でJRや2号館の開発も進むので、気は紛れるのではないかと思います。二段階の先行開業があると、それはそれで良いのですけどね。