雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 雲井通6丁目バスターミナルII期ビルとの間に上空通路を検討??



いよいよビル本体の地下躯体工事が開始された神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業。順調に工事の進捗が確認される中、先日、神戸新聞が非常に気になる記事を掲載しました。

https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202410/0018215142.shtml神戸新聞掲載記事 三宮ツインタワー移転計画の神戸文化ホール 通路でビル間を接続 大、中ホールの一体利用目指す



雲井通5丁目野村I期ビル内には公益施設として、神戸市が大倉山の文化大ホールに代わる新たな1,800席の大ホールや多目的スペース・区民ホールの機能を持つ小ホールの整備が予定されています。



これら二つのホールに加えて、700席程度の中ホールの整備も必要とされていますが、当初の基本構想では、これを市役所2号館跡地に建設される複合ビルに整備する計画が固められました。しかし3ホールが近接していないと使い勝手が悪いという意見から、構想を見直し、雲井通6丁目北地地区の再開発ビル内に中ホールを設ける計画に変更されました。



今回の新聞記事で掲載された気になる内容がこの2棟の再開発ビル間に上空通路を整備し、ホール間を自由に行き来できるようにするという案が検討されているとの事です。これにはちょっと待った!が掛かります。



上空通路も何も雲井通の再開発は二つの街区を集約し、一体的な構造になる筈だったのでは?

5丁目、6丁目を分けて段階的に開発する事は致し方ありませんが、ツインタワーは葺合南148号線によって隔てられた完全に独立型の建物になるのでしょうか。



それが真実なら西日本最大の12バースを整備するバスターミナルは一体どうなってしまうのでしょうか。II期完成時には少なくともバスターミナルのある低層階は建物の一体化が必須です。



ホールの整備される中層階は建物が独立し、その間の上空通路を意味しているのでしょうか。葺合南148号線は廃道にする必要があります。



確かに建物の西面は、東面と異なり、外部歩廊や開口部が多く設けられた設計で、将来的にいずれかの部分を潰して6丁目のII期ビルと接合するデザインとしては完成され過ぎて、接合を想定しているとは思えません。



という事はこの葺合南148号線は廃道されないのでしょうか。ホール間を繋ぐ上空通路は良いとしても、バスターミナルが2棟のビルを跨がない事はそれこそ使い勝手の悪い施設にはってしまいます。



2棟の建物は事業主体も施工者も異なる為、独立した建物になっても不思議ではないのですが、バスターミナルの施設規模や構成には支障をきたさないように計画して貰いたいと切に願います。

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POSTED COMMENT

  1. こべっこ より:

    確定のイメージパースが出た時点でもう建物がくっつく事はほぼありえないと思っていたのでこれは確定路線でしょう。ただ図面を見るとわかるようにバスターミナル部分はシャッターなのか開口部にできるようにはなってるので普通に2階が道路上に大きいデッキをバスターミナル上部まで持ってきてバスターミナルだけ繋げ、道路自体はバスターミナル用の侵入路となる可能性はあると思います。
    とにかく西側低層部のデザインが編みかごのような時点で確実に建物が繋がる未来はないと思います。

  2. いかなごん より:

    神戸市の未来予想図では2期ビルは160mくらいありそうな高さで描かれていますね
    https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/202411-feature/

  3. ABC より:

    駅前一等地にも関わらずボロボロのままで市の開発にも協力しないコスモビル(東急LEI)あたりが第3期以降となった時点で、二期ビルとの一体化はなくなったのかもしれないですね。非常に厄介です。。
    バスターミナル部分はさすがに一体であってほしいですが…

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