既存建物の解体工事が大詰を迎えている雲井通5丁目第一種再開発事業。巨大な更地ができる事はなく、地上部の解体が終わった建物については直ちに地中障害物の撤去工事が開始されています。
内部は掘削が進められています。外周部は矢板による土留が行われていますが、これはまだ解体用の山留壁であり、新築建物の建設にはSMW工法等の地中連続壁が構築されるのではないかと思います。
オールケーシング掘削機を使ってサンパルの基礎杭等、地中障害物を撤去している模様です。
左側にはまだ東横INNの基礎が残されている様子が見てとれます。
地中障害物の撤去工事を行なっているのは基礎工事を専門とする丸五建設工業。
土留を構築しながら、地中障害物の撤去を行っています。
7月から着工を予定していましたが、具体的に起工式等は執り行われていません。解体が開始された時点で起工と取り扱われているのでしょうか。
ビル外装のモックアップが登場するのが楽しみです。基壇部の籠のような意匠や上層部のカーテンウォールの質感等、駅前の新ランドマークを司る建物になるだけにその表情は非常に重要です。
最後まで地上躯体の解体が続く旧中央区総合庁舎。もう東側と南側の外壁の一部のみが残されている状態で、完全消滅まで秒読み段階です。
再開発ビルの完成はまだ4年以上先の話ではありますが、ビルの各フロアにおける詳細をそろそろ知りたいところです。特に低層部の商業施設のフロアの割り振りや用途、バスターミナル内の付帯施設等の判明が待ち遠しいですね。
また大ホールについては最新設備を備える事になり、立地も駅前の一等地に変わる事によって、現在の文化ホール以上の公演数への増加も期待され、エリアのにぎわい増にも大きく寄与する事になるのではないかと思われます。
神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 旧中央区総合庁舎の消滅も間近
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いつも楽しく(?)読ませて頂いています。東急ハンズの跡地ってどうなったのでしょうか?今年のGWまで工事みたいな記事は読んだのですが、その後どうなってるのか気になって…最近あの辺り行けてなくて全くわかりません