ABCハウジング跡

ABCハウジング神戸駅前住宅公園跡地の更地化が完了 跡地活用方法は一体どうなる!?



JR神戸駅から程近い東川崎町のABCハウジング神戸駅前住宅公園が閉場し、場内にあったモデルハウスや管理棟も含めて全ての建物が解体撤去されました。



フェンスによる仮囲いが置かれていますが、内部の更地化が完了。長年に渡って住宅展示場だった場所が遂に更地となりました。



敷地面積としては2,500-3,000平方メートルはある土地です。保有しているのはNTTグループ。



住宅展示場だったこの用地は南側の1/3を活用して、NTT都市開発がサンテレビ本社とホテルから構成される複合ビルを建設した上で、建物を区分所有の形で売却。残りの北側の土地は再びABCハウジングの住宅展示場として規模は縮小しつつもリニューアルオープンとして営業を再開。



しかしそこからたったの約3年で閉場に至った背景には何があったのでしょうか。考えられる理由は次の三つかと思います。

  • 土地の賃借期間の満了
  • NTT都市開発が自社活用の為に違約金を払って契約解除
  • ABCハウジング側のリストラによる閉場
どれもあり得そうですが、希望としては2番を期待しています。



付近にはタワーマンションが林立しており、神戸市の住宅建設規制が課されていなければ、間違いなくタワーマンションが建設される事になったでしょう。しかしこの地域も都心機能活性化地区指定によりタワーマンションは建設できません。



土地の分筆によって一部を住宅用途に転用する事は考えられますが、人口集積を考慮して、土地はNTTが保有したまま再び暫定利用として貸し出し先を募る可能性もあるでしょう。食品スーパーの出店もあり得るのではないかと思います。ただJUSTスクエア、神戸三宮プロジェクト、神戸アリーナと次々に華麗な開発プロジェクトを展開してきたNTT都市開発ですから、これらに続く新たな計画を期待したいですね。

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