ウォーターフロント

新港突堤間の水域で水底の調査が開始される 水域開発に向けて計画始動


神戸アリーナの建設が進む新港第2突堤と神戸みなと温泉蓮のある第1突堤間の水域も開発計画対象に含まれており、突堤開発と共に活用が進められる予定となっています。



計画としては、北側の岸壁付近をにぎわい創出のエリア、南側を船舶係留エリアとし、水域を囲むエリアを親水空間とするというものです。



昨年に示された神戸ウォーターフロントビジョンでは、北側の岸壁を撤去し、水深を浅くして、水辺に触れ合える「ブルーカーボン生態系の取り入れ」が構想されています。



この計画を進める為の調査が進行しています。その為、岸壁沿いのベンチの一部は現在、封鎖されています。



水底のボーリング調査が進行中です。他にも読者の方の目撃談によると、潜水夫による水中調査等も進められているようです。



水域の工事予定期間や完成時期については未だ明示されていません。流石にアリーナの完成時期に合わせるのは難しいと思われます。



第2突堤の先端にはクレーン付き台船が停泊していました。これは水域調査に関連した停泊なのか、神戸アリーナの建設に関与するものか、はたまたそれらとは全く無関係なのか。



水域先端には新たな防波堤が構築される予定ですが、台船はこれに関連している可能性もあるでしょう。いずれにせよ水域開発に向けて具体的な動きが確認出来たのは嬉しい出来事でした。

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POSTED COMMENT

  1. hanabi より:

    記事と関係ないですが、六アイのファッションプラザについての情報が出てきているので、お伝えしたく思います。

    まず、ファッションプラザ商業棟の名称なんですが、『Rink』ではなくなり『ロッコウアイパーク』になるとのことです。
    テナントについても追加発表があり、ヤマダストアーやスーパースタジアムに加え、ファクトリーギア、ダイソー、スリーピー、キリン堂が入ります。(その他は調整中)

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