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神戸海洋博物館のリニューアルにかかる設計・施工契約し者に丹青社 関西支店が決定


来年度の神戸市予算案にてメリケンパークの神戸海洋博物館のリニューアルについて4億円が盛り込まれていましたが、市はこの改装計画案と設計・施工を含めた内容を民間から公募を実施。3者からの提案があり、審査の結果、株式会社丹青社関西支店に契約者を決定したと発表しました。

リニューアルの対象とされたのは以下の箇所です。

  • エントランスホール
  • 展示ロビー
  • 特別展示室
  • 屋外展示室
  • 2階展示室
  • 1階トイレ
  • 2階トイレ
  • 合計約2,100平方メートル
  • 240点満点の審査で丹青社の獲得点は197.84点でした。

各エリアで工夫を凝らした展示を提案しています。個人的に興味を持ったのは「神戸港のはたらき」のエリア。

〜コンテナヤードを彷彿とさせる空間の中で港の仕事を体験型展示で楽しく学びます〜

先日、ポートアイランドで完成の近い港湾技術訓練センターの取材をしたばかりというのもありますが、少しキッザニア的な要素も含んでいたりすると面白いアトラクションなのではないかと思いますが、実際にはどんな展示になるのでしょうか。


しかし何と言ってもハイライトはエントランス&展示ロビーの 神戸港クロニカルシアターです。エントランスロビー全体を使った圧倒的な映像演出で開港150年〜神戸港の未来を概観。フロアも含めてロビー全体をスクリーンに仕立て、プロジェクトマッピング的な演出を行うのでしょうか。

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イメージとしてはエキスポシティの水族館ニフレル内にある投影アトラクションのワンダーモメンツ(Wonder Moments)に近い演出になるのかもしれません。


2020年1月末までにリニューアルを完成させる予定です。メリケンパークの新たな集客力の中核になり得るのかどうか。開業後に実際に体験してみたいですね。
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