いよいよ来月に竣工が迫った神戸市役所本庁舎2号館跡地南側で建設されてきた連絡ロビー・エネルギー施設。約2年3ヶ月の工期を経てようやく完成に至ります。
建物外観は既にほぼ春までには完成していましたが、内装や外構、そして中央区総合庁舎と連絡する渡り廊下の構築に残りの工期を費やしていました。東面の基壇部ファサードは、南側がガラスの箱であるエントランスホール、北側は緑化されたスリットの入る石壁に仕上げられました。
施設前には大きな広場が設けられています。2号館のあった頃は、側道のような車寄せが南北に続いていました。今後はフラワーロードの歩道と一体化された歩行者空間として再整備される事になります。
次の工事に備える動きが徐々に現れています。建設エリアと完成済エリアを隔てる仮囲いと搬出入用ゲートが設置されました。
西側も全て仮囲いが撤去されています。東町筋の東側歩道は通行が禁止されており、連絡ロビー・エネルギー施設の外構仕上げと、北側で着工を待つ新市役所2号館の建設に向けた準備が行われているようです。
既に奥側で矢板の山留壁の構築が進んでいる様子が確認できました。敷地内にある連絡ロビー・エネルギー施設を施工したで明和・関建特定JVの建設事務所が撤去されるようです。新2号館を施工する竹中工務店とバトンタッチします。
完全に連結した渡り廊下。東町筋上空を斜め横断しています。この連絡ロビーを介して1号館、中央区総合庁舎、4号館が一体化しました。
西側エントランスの仕上げ工事も進められています。東町筋の既存の自動二輪駐輪場施設はこのまま継続運用するのでしょうか。
仮囲いが撤去され、基壇部の全容が明らかになりました。東側と西側で土地の高低差がある為、突き出た西側の3階は東側の1階とはエスカレーターで接続しているものと思われます。さんちかから繋がる地下通路からのエントランスはそのまま建物内部にて西側の1階にフラットで連絡しているのでしょうか。
連絡ロビー内の天井も木材のルーバーを多用した内装になっているものと思われます。
ピロティが設けられた西側のエントランス。向かいの中央区総合庁舎と統一されたデザインを採用しています。
間もなくこの連絡ロビーが完成し、供用が開始される事になります。内部のお披露目が待ちきれません。
市庁舎建て替え計画 (仮称)連絡ロビー・エネルギー施設他建設工事 竣工が迫り最終仕上げ工事が進む
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