横浜

地域探訪: みなとみらいの都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN (ヨコハマエアキャビン)」日本初の都市型循環式ロープウェイ



横浜エアキャビンは日本初の都市型循環式ロープウェイとして、JR桜木町駅前と新港地区の運河パークとの全長630mを結ぶ、みなとみらい地区の新アトラクションです。

都市型ロープウェイは福岡や神戸でも導入が検討されており、都心部の空中散歩を可能とする新たな観光資源として注目を集めています。



起点となる桜木町駅。JR桜木町駅前広場に整備されました。



カーテンウォールに覆われた楕円形の2階を箱の上に乗せたようなデザイン性の優れた駅舎。



みなとみらいの超高層ビル群をバックに従えて、横浜の新たな顔として高い人気を集めています。休日には1時間近く待つ事もあるようです。



導入されたゴンドラは全36基。所要時間は5分程です。



最高高さは40m。さほどの高所ではありませんが、360度遮るものがない海上を運行しているので、見晴らしは抜群です。



運営を手掛けるのは泉陽興業。同じくみなとみらい内のよこはまコスモワールド、葛西臨海公園大観覧車、マザー牧場わくわくランド、天保山大観覧車等、首都圏や大阪でアトラクションの運営や乗り物を製造している大阪に本社を置く企業です。



事業は横浜市が策定した都心臨海部再生マスタープランの一環であった「まちをたのしむ多彩な交通の充実」を元にした事業の公募に泉陽興業が提案した横浜ロープウェイプロジェクトが選定されました。



反対側の運河パーク駅です。桜木町駅と比較すると、デザインはシンプルです。



営業距離は短く、移動交通手段としての機能はほぼないと考えて良いかと思いますが、しかし昼夜を問わず、ウォーターフロントの素晴らしい景観を移動しながら楽しめるという新たなエンターテイメントを提供する事によって横浜観光に新たなエッセンスを与えています。



今回は時間の都合から実際に乗る事はできませんでしたが、駅舎のサイズ等や実際の稼働状況を確認してみて、神戸のウォーターフロントエリアでの導入も十分に検討の価値はあるものと実感しました。

JR神戸駅前から中突堤、新港町を結ぶラインの検討が出来ないかと思います。



YOKOHAMA AIR CABINは日本国内の大都市の街中で導入された初のロープウェイとして、大きな意義を持ったと言えるでしょう。建設費は80億円に上ったようですが、全額を泉陽興業が負担した民設民営施設です。神戸のウォーターフロントにも導入される場合も民設民営が大前提かと思いますが、泉陽興業は公募に参加するでしょうか。いずれにしても神戸港での検討の現況はどうなっているのでしょうか。私も提唱した新神戸ロープウェイの摩耶山延伸の方に議論は傾斜した感があります。

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