六甲アイランド

六甲アイランドマリンパーク再整備・AOIA跡地レクリエーション施設の建設工事が遂に始動



神戸市の土地利用条件付き市有地貸付公募プロポーザルによってレクレーション施設の開業が予定されていた六甲アイランドAOIA跡地南側の敷地面積1ヘクタールは、当初の計画では優先交渉権者であるカレイドジャパンが24年春にグランピング・BBQレストランがオープンする予定でした。しかしいっこうに着工する気配を見せない中、神戸市はこの土地に面した南側のマリンパークの再整備に乗り出す事を決定。



マリンパークの東側エリア(東西長さ340m)をゾーン分けし、大阪湾に面した部分を「釣りゾーン」、その北側に多目的広場を整備する他、西側ゾーンとの間の中央部にエントランスエリアを設けます。



再整備されるマリンパーク東側に設置して建設される予定のレクレーション施設。計画のイメージでは、東側にプールを備えたコテージが7棟、同じくプールを備えた中央棟、そしてその西側にBBQエリアとレストランという配置構成が描かれていました。



しかしながら、情報を提供して頂いた読者のおかぴさんからの資料によると、西側に大きさを縮小したグランピングエリア、中央にレストラン、そして東側にBBQ施設という並びに変更されているようです。恐らくグランピング施設についても、コテージは取りやめ、設置が簡単でコストも抑えられるドームテントを導入するものと考えられます。



8月末より両エリアのプロジェクトが開始されました。マリンパークの再整備については、エリアを封鎖する為の建築資材が運び込まれました。鉄骨は仮囲いを設置するベースとなるものと思われます。



多目的広場として再整備される為、ヤシの木は邪魔になります。木の幹にピンクのリボンが付けられました。東遊園地の再整備でも見られた手法です。伐採する木と残す木の選定を行った模様です。ピンクは伐採される木です。



自生したのか、植えられた木なのか分からない木々もピンクのリボンが付いています。



各エリアは全て段階的に土地の高さを嵩上げする予定ですので、工事の本格的開始によってエリアは全面的に閉鎖されるものと思われます。



マリンパーク再整備も5月の着工予定から、3ヵ月遅れで着手する事になりました。



レクレーション施設との境界にある背の低いヤシの木には黄色のリボンが。これらはキープされる木々かと思われます。



マリンパークを代表する丸形集客施設内のカフェ「feel」は工事期間中も営業を継続する予定のようです。



新たなパーゴラ&ベンチが整備される予定ですので、現在の日除け屋根やベンチも解体されるのではないかと思われます。



釣り、ピクニック、BBQ、グランピング、レストランが一同に会すレジャーゾーンに生まれ変わるマリンパーク。再整備完了後には多くの人々で賑わうエリアとなる事が期待されます。



AOIA跡地に砂利がまかれて工事車両の搬出入ができる体制とヤードの整備が進められています。プレハブの建設事務所も設置されました。嵩上げ工事の資材置場としても活用されるようです。



レクレーション施設の整備予定地については既に施工者の日下部建設によって造成工事がスタートしているようです。工事の発注者は予定通り、カレイドジャパンです。



同社はポーアイII期でもBBQパーク「Riverge Island BBQ」を運営する他、須磨海浜公園の松の杜ヴィレッジA棟の2階にレストラン「BREAD FLAVOR」を営業しています。東京、大阪でもBBQ施設を中心にレジャー施設を展開し、大阪府泉南エリアでは国内最大級のアスレチック施設を併設したグランピングエリアをプロデュースする予定のようです。マリンパークの新施設は来春の開業を目指します。



企業集積が進むポートアイランドとは別の形での再整備を目指す六甲アイランド。AOIA跡地の北側も含め、再びレジャーを再生の柱として、復活への道を切り拓いていく予定です。

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  1. kingi より:

    良いロケーションなのにもったいないですよねえ
    もっと早くに民間に委託するべきだったと思います

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