六甲アイランドの南端にあった幻のテーマパーク「AOIA」跡地。西側には大学が誘致されましたが、東側に今も広大な更地が広がっており、北側の立体パーキング以外は長らく遊休地となってきました。

しかしその立体パーキングも今春より解体撤去工事が開始されており、来春までに完全に更地化される予定です。

既にあの巨大なパーキングビルの地上部は姿を消しており、瓦礫の山が生まれています。この立体パーキングの撤去後に神戸市が描く跡地の再開発はやはりレジャー・娯楽施設の再誘致になるのでしょうか。

神戸市がこの遊休地の南側で進めているマリンパークの再整備は、遊休地の南側一部についても対象になっており、現在、カレイドジャパンがバーベキュー・レストラン・グランピングの複合レジャー施設の開業を計画しています。

計画判明後、長らく着工せず、本来のスケジュールであればもう既に開業していた筈でした。工事開始後もなかなか作業は進まない状態でしたが、ようやく敷地内に建物が出現し始めました。

方流れ屋根の平屋の建物2棟が建築されています。これらはレストラン棟やバーベキュー施設の管理棟でしょうか。カフェ&バーの「3rd Bloom Cafe&Bar」として12月にオープン予定のようです。

東側にバーベキュー施設となる六甲アイランドリゾート「Rivage Blue BBQ」が建設されています。カレイドジャパンは既にポートアイランドII期地区に同様の施設を運営しています。市内では、他に須磨海浜公園やマリンピアにてポトマックがバーベキュー施設を新設しました。

マリンパークのすぐ北西側にも既にバーベキュー施設が存在しており、2施設が競合する事になりそうですが、規模はこちらの方が遥かに大きく設備も整っています。

荒天時や夜間、冬季にもバーベキューが楽しめる施設となれば、人気を集めるのではないかと思われます。

マリンパークに隣接しています。パーク内の海釣りエリアとタイアップして、釣れた魚をバーベキューで楽しむようなプランも考えられそうです。施設とマリンパークの双方を堪能する相互利用が想定されます。

ただまだ現状はグランピング施設の建設は進められていません。西側に余剰地を残してあますが、駐車場も必要です。計画通りグランピング施設は開業するでしょうか。須磨海浜公園でもグランピング施設の運営は見送られました。

ポートアイランドは、医療産業都市としての発展以外にも、神戸どうぶつ王国やIKEA、青少年科学館、国際展示場、多目的ホール、複数のホテル等、集客性の高い施設が立地する他、自動車ディーラーのショールームも複数存在しますが、六甲アイランドはポーアイ程の集積は無く、島外からの集客性は限られています。関西ではまだ不足が指摘されているアリーナとその他複合機能を整備する開発用地としての検討も模索しても良いのかもしれません。
六甲アイランド・AOIA跡地の再開発に向けた動き マリンパーク隣接エリアはリゾート施設の建設が進行中
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大栄環境さんがこの場所にINACのスタジアムを建設したいと意気込んでいたようです。
まぁそのあと進んでいるような話は聞いていませんが、、
キャンプブームが終息したのでグランピング施設やバーベキュー施設が撤退する箇所が全国で増えてる様なので計画変更してもおかしくはないでしょうね…