ホテルシェレナ跡地

(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画 「ワコーレ神戸元町ザ・ゲートタワー」遂に地上躯体の構築が始まる



和田興産が元町通6丁目のホテルシェレナ西館跡地で進めている(仮称)神戸市中央区元町通6丁目計画 「ワコーレ神戸元町ザ・ゲートタワー」。地上19階建てのタワー型レジデンスを東レ建設の施工で建設しています。



昨年9月にタワークレーンの登場時に取材して以来、早くも半年が経過しました。6ヶ月前は地中障害物の撤去が完了し、地下躯体の構築の為に掘削が開始された段階でした。



現在、現場では地上躯体である柱の鉄筋が空に向かってニョキニョキと伸び始めています。



1階床のコンクリート打設も終わり、いよいよ地上躯体の構築が開始されました!これから徐々に躯体の成長を記録していく段階に入ります。



建物北側の外壁は元町商店街から離れた部分に配置されており、西側のみが商店街と接する事になります。



完成予想パースです。商店街に入口付近にマンションのエントランスが設けられます。商店街奥の出張った部分に店舗が入る予定です。



店舗部分の更に奥にも防音パネルに覆われている部分があります。ここは敷地面積が1,000平方メートル以上あると住宅建設規制を受ける為、敷地から除外した部分と思われます。将来的に店舗ビルを建設する可能性を残しています。



元町商店街のエントランスをマンションが司るのも時代の変化でしょうか。かつてはここに三越があったとは今ではとても考えられません。



人の多く住む都心エリアにはそれだけ日常的な商業需要が生まれます。生活利便性の向上を担うテナントや飲食店は必要とされる傾向が強まるので、元町商店街の活性化に繋がる可能性が高まります。umieへの吸引もありますが、都心居住区と商業地区が相互に補完し合う関係性が生まれる循環作りが必要とされます。

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POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    元町通商店街の大丸側入り口付近には八百屋とか出来ていますし中ほどには古着屋の出店も目立ちますね。まあ、そうやって賑わいが出てくればそれなりの形に収斂されて行くとは思います。

    ただ1000㎡の規制は都市開発の現場ではマイナス方向にしか働いていないようです。
    ここは、典型ですね都心部の纏まった希少な敷地を分割してしまいました。超高層化してマンションとしての付加価値を高め足下は歩道や公開空地として市民が利用できるようにスッキリ美しく整備したお手本(ファミリア跡地開発)が、この敷地の目の前にあるのに。
    神戸市は、高さ規制やタワマン規制・1000㎡規制これら都市再開発の足枷となる規制を早々に撤廃又は見直しすべきだと思います。

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