西神中央

リノベーション神戸・西神中央前エレベーター・エスカレーターの新設とロータリー再整備 設備の設置が完了 ロータリー工事が本格化 全体完成は11月を予定

西神中央駅前では東西の駅前広場の再整備工事が進行しており、まもなくその大部分が完成を迎えようとしています。



西側の駅前広場は一般車及びタクシー用のロータリーの位置や形状を変更中です。



駅舎に沿って設置されていた仮囲いが撤去されて再び駅前が明るくなりました。新たなロータリーの縁に沿って側溝が埋設されています。



ロータリーの改造工事及び美装化は意外に工期が長く、11月末までと今後約9ヶ月に渡って工事が継続する模様です。



古びた舗装ブロックは東側同様に全て刷新される事になるのかと思われます。



センターブリッジに新設された階段はその位置を変えて再びブリッジに接続しました。



階段の勾配の角度が以前より緩やかになっており、段差も小さく登る際の負担は減らされているものと思われます。



全面歩行が可能になったセンターブリッジ。舗装が刷新されたと思っていましたが、よく見てみると以前と同じで特にリニューアルは行われてはいないようです。変わったのは照明設備だけでしょうか。耐震性等も向上したのでしょうか。



新設された階段の反対側で以前、階段のあった場所には新たにエスカレーターとエレベーター乗り場が設置されました。



全面ガラス張りのエレベータータワーです。



その隣にはエスカレーター。ガラスの手摺が付いており、ここだけ最新の設備に生まれ変わっています。



膜素材の屋根が日差しや風雨を遮ります。



エスカレーターが完成する事で駅前広場と駅コンコースやデッキ間の回遊性が向上し、エレベーターでバリアフリー効果が高まります。



西側の駅前広場はこれまでは広大なバスロータリーが主役でしたが、中央部に大きな歩行者空間が出現します。



これからコンコースを出た正面に人のための広場の整備が進められる予定です。



東側のプレンティ広場は賑わいの空間としての再整備が進みましたが、西側も修景に留まらず、賑わいを生む仕掛けが施される事はあるのでしょうか。



駅コンコースを出た際に広がる新しい駅前広場では自然光を透過する屋根で出迎えられます。バスロータリーの上屋もリニューアルされる予定です。この他、「えきまえ花時計」や新たな植栽・照明を設置して、日中でも夜でも、きれいな駅前に生まれ変わる計画です。

関連記事
西神中央

リノベーション神戸・(仮称)西神中央駅賃貸レジデンス新築工事 西神中央レジ開発が進める賃貸共同住宅は躯体構築が進行中

2023年8月17日
こべるん ~変化していく神戸~
商社の双日による特別目的会社「西神中央レジ開発」が西神中央駅前・西区糀台5丁目の市有地で進めている賃貸共同住宅建設プロジェクト。地上14 …
西神中央

「リノベーション・神戸」神戸市が市内拠点3駅の駅前再整備を本格化 人口減に歯止めを掛けられるか?

2019年12月20日
こべるん ~変化していく神戸~
人口流出が政令市ワースト1を記録してしまった神戸市。人口流出に歯止めを掛ける為の抜本的な対応策を今年度中に段階に分けて打ち出すとしていま …

POSTED COMMENT

  1. うえたつ より:

    センターブリッジの舗装ですが、以前のものから刷新されていると思いますよ。
    2022年9月21日更新の記事の写真と比べるとわかります。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。