西神中央駅前の再整備の主要プロジェクトは2023年中にほぼ全てが完了を迎える予定です。商業施設のプレンティとプレンティ広場の間に南北に渡って横たわるパークアベニューもその全区間をリニューアルの対象とし、再整備が進められてきました。
プレンティ広場より北側については工事が先行し、まずは路面舗装の刷新や照明設備の更新が行われた後、プレンティから西区総合庁舎までの区間に雨除けのキャノピーの設置が行われてました。
かなりの長距離区間に渡ってキャノピーが設置されました。西区役所の来庁者は西神中央駅から全く雨に濡れる事なく、庁舎まで辿り着く事が可能です。
キャノピーが出来ると、例え雨が降っていなくてもこの下を歩いてみたくなるものです。
キャノピー下には点字ブロックが敷かれています。
こうした色々な再整備が進んでいる中にあって、西神中央エリアの住み心地等に興味を持った人がどれ位いるのでしょうか。特に市外在住の人々が移住の際、西神中央を居住地の候補にして貰うにはやはり利便性の高さや街の魅力、そして物件の豊富さが重要です。
現在のところ、再整備による数々のプロジェクトによって利便性の向上や街の魅力アップには磨きが掛けられている途上と言えます。
これらの様々な施策に加えて、商業施設のプレンティがこれまで以上に豊かさをもたらす内容に生まれ変わると、一気に街の格が上がる事になるので、非常に同施設のリニューアルは注目度の高いプロジェクトです。
本来であれば、神戸市の外郭団体ではなく、民間事業者に運営を委託する形でのリニューアルを進めても良かったのではないかと思います。現に駅ビルである百貨店ビルのエキソアレ西神中央は商社の双日が、名谷駅ビルはJR西日本アーバン開発がリニューアルと運営を担っています。
しかしプレンティと須磨パティオについては、こうべ未来都市機構が引き続き、運営を継続します。
プレンティ専門店1番街と2番街を接続するアトリウム周りも案内表示ポールが刷新されました。
パークアベニューの南側も舗装の刷新が完了している部分が大半になってきました。
全ての並木にはライトアップ用の照明設備が足下に設置されていますので、夜間には柔らかい光に包まれたアベニューにその表情を大きく変える事になるでしょう。
色調の明るい舗装になったので、街の雰囲気も明るくなりました。
来月中旬の完成を目指し、残された区間のリニューアルを進めています。
西神中央駅周辺の素晴らしいところは、駅前エリアから完全に車をシャットアウトした造りに街が形成されている点です。一からまちづくりを行ったニュータウンだったからこそ出来た芸当ではありますが、年月を経てもこのメリットは街の魅力として活用できます。
ファミリー層にもその良さは魅力的に映るのではないでしょうか。
プレンティとエキソアレ西神中央の間の通路も舗装の刷新が進んでいます。
新たな舗装ブロックが敷設された部分はこちらも1トーン明るくなりました。
西側に至っては駅前エリアのほぼ全面に渡って舗装を入れ替えた形です。これからは駅周辺の住宅開発と新規供給による人口集積に標準を絞り、移住先に選ばれる街としての存在感を高めていく必要があります。特に近隣自治体への流出は是が非でも止めなくてはなりません。寧ろ人口の再流入を目指す位の勢いが欲しいところです。
リノベーション神戸・西神中央パークアベニューのリニューアル 南北で再整備が進む
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
2年間西神中央に住んでました。
人口が減ってる神戸の中心地まで30分もかかるニュータウンの再開発に資源を投下するチョイスってどうなんですかね。。
大阪の衛星都市としての神戸を受け入れ、そのうえで最適な再開発をして欲しいなと思っちゃいます。