来月にいよいよ開所の迫る新西区総合庁舎。もうすでにその全貌が明らかになっており、年末には外構や内装の最終仕上げが行われていました。
今月末には完成記念式典の開催が予定されています。恐らく神戸市長や西区長、西区選出の市議、OMこうべの重役等が出席し、盛大に完成を祝う事になるでしょう。
建物の南角に設けられた2層吹き抜けのエントランスは2面をガラスカーテンウォールに覆われた明るい空間です。1階には市民課・保険年金医療課、総合案内が配置されています。
新庁舎のファサードで中心となるのは3階を貫くひろばデッキ。シンボリックな空間で、兵庫県産の木材や緑化による温もりのある広場となっているようです。
この3階には「おやこふらっとひろば」や多目的スペース「こべや」も備わります。
新設されたエレベーターを使って庁舎3階やイオンスタイルにもアクセス可能です。
この新庁舎は2月中旬より稼働予定です。
エントランス周りの舗装や植栽整備も完了しています。
西区役所の真新しい看板です。
新庁舎を取り囲む歩道も舗装ブロックで覆われており、街路樹や植栽と共に暖かみのある空間に変貌を遂げました。
北区、兵庫区、そして西区と老朽化していた区役所が新築庁舎に生まれ変わりました。残る新築の中央区役所も半年後には完成します。
この新庁舎が次の50年を担う事になるのでしょう。西区は現在の人口規模をどこまで維持できるでしょうか。一連の西神中央駅周辺で進められている各種プロジェクトはこの庁舎の落成を皮切りに本格的に始動する事になります。リノベーション神戸における拠点駅周辺再整備では最も工事が進む西神中央ですが、人口減少の連鎖にくさびを打つ事ができるでしょうか。
神戸市西区総合庁舎建設工事 来月の稼働開始に向けて最終仕上げ作業が進む 月末には完成式典を開催予定
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