三宮再整備

さんきたアモーレ広場改良工事 仕上げに向けて工事は大詰め 阪急高架下店舗の改良も完成間近



完成まで残り1ヶ月を切ったさんきたアモーレ広場の改良工事。いよいよ完成形が見えてきました。広場の整備完了でひとまず三宮北側の再開発がひと段落を迎える予定です。

プロジェクト概要

さんきたアモーレ広場改良工事

円や円盤をベンチや日除けとしたアート作品のような造形で洗練された空間を演出し、夜景の照明演出にも間接照明と反射盤によって広場を照らす効果を持たせる。

発注者 阪急電鉄
所在地 神戸市中央区加納町4-2
床面積 約1,000㎡
コンセプトデザイン 津川恵理氏作「Leave on Nature」
施工 森組
完成予定 2021年夏頃

再整備状況の様子



広場を囲む歩道の整備も既に完了しており、石畳の舗装や車道側に柵の設置も行われています。



広場側にもポール照明が立てられ、残るは広場内の舗装が最終工程として残されている状況です。



広場内の様子です。まだ幼い木々の植樹が行われました。円盤ベンチは屋根付きオブジェのような金属製の工作物ではなく、鉄筋コンクリート造の建築物でした。



広場完成まで1ヶ月ですが、まだステラ三宮ビルの壁面に整備される大型ビジョンの設置工事は開始されていません。

緊急事態宣言が解除されないと、広場のオープニングイベントも開催できない為、ビジョンの設置も急ぐ必要はありません。



フラワーロードの横断歩道に灼熱の太陽の下で信号待ちをするのはしんどいと思っていましたが、近接した市バスのバス停の屋根が日除けになる事が分かりました。



バス停は仮舗装と側溝工事が終わり、車止めの柵も設置が完了。以前よりも安全なバス停に刷新されました。



広場に接続するサンキタ通り。EKIZO神戸三宮を訪れる人々の賑わいが感じられ、新たな人の流れが生まれています。



高架下の梁に新たに立体的な駅名のサイン照明が取り付けられました。



また改札より西側の高架下店舗もリニューアル工事が長く行われていましたが、遂に全面お披露目となりました。



EKIZOと共通してモノクロトーンでまとめられた外装になりました。



東側にはアジア料理の「新的亞州 PAPEPO(パペポ) 神戸本店」。大型大衆食堂の雰囲気が漂います。EKIZOからの多国籍感を連続させています。



西側も大きな店舗面積を抱える区画ですが、どのような飲食店が開業するのでしょうか。



テラス席も改装が行われています。なかなか思い切って真新しい商業施設や飲食店を楽しめる環境にはありませんが、アフターコロナに向けて歩みは止めてはいけません。
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