順調に建設工事が進行する神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 「神戸三宮ツインゲート」。地上32階 高さ165mの1期ビルは外観の完成に向けて着実にその歩みを進めています。

遂にアルミカーテンウォールの取り付けはオフィスフロアから、ホテルフロアに移行しました。22階までのオフィス階は、1フロア約353坪(約1,165.40㎡)の貸室面積を誇り、エリア最大級。CBREのテナント募集状況からは既に18階のみが空室となっている模様です。満床稼働開始も現実味を帯びてきました。アシックスやシスメックス以外にどのような企業が入居するのでしょうか。

24階からのホテルフロアは2層分ずつのカーテンウォール取り付けが進められています。ダークブルーのガラスの色合いが非常に美しく、ランドマーク性の高さと相まって、惚れ惚れします。

青空を映し出すツインゲート。このビルの有する複合機能は全国でも稀に見る高度化が特徴です。単なるビル開発にとどまらない「交通結節点(ハブ)としての機能強化」や市街地再開発でありながら、市民会館機能(文化ホール)や中央図書館といった大規模な公共施設を民間再開発ビルのなかに内包・更新している点、そして大企業が集積するオフィス、更にはフル規格の高級ブティックホテルと、多機能垂直統合を絶妙な組み合わせで体現した事は、まさに奇跡的に近い内容です。
歩行者デッキの橋桁東伸工事も更に前進しています。いよいよビルとの接合も始まるようです。

東面のホテルフロアのカーテンウォール取り付けも始まっています。

神戸市の景観条例により、高さが165mを最高とするだけでなく、建物高層部の東西スパンも50m未満に設計するように制限されている結果、タワーはスリムな外観となる事が確定付けられています。南北スパンを広げる事はデザイン上は可能だったと思いますが、建築コストの増大やバスターミナル、大ホール等が中心となる基壇部北側の無柱空間の大きさを考慮すると、技術的・構造的観点からハードルが高かったのではないかと思われます。

メカメカしさも漂うタワー。結果としてはスリムで美しい超高層建築として仕上げられています。2期棟の建設予定地であるOPA2。少しずつ上層階のフロアよりテナントの退店が進行しています。早ければ2028年より解体が開始される可能性があり、もう2年を切っている状況です。営業は来年いっぱいといったところでしょうか。

ミント神戸は高さはありませんが、南北スパンの大きな建物なので、これから周囲を高さ150m以上の建物に囲まれてしまいますが、存在感は維持し続けられるでしょう。

元町駅周辺から眺める三宮。2029年にはJR駅ビルも加わり、三宮摩天楼が築き上げられる事になります。100年に一度の大改造はまだこれから少なくとも5-6年はその過程を楽しめる期間が続く事でしょう。



ツインゲート1期ビルと比較すると改めてシティータワー神戸三宮の高さ190mが際立ちますね。
この高さは梅田の阪急阪神ツインビル、グランフロント、グラングリーンの最新の超高層ビル群のどのビルよりも高いそうなので、そんなビルが三宮にあるのが意外ですね。