名谷

リノベーション神戸・tete名谷が明日18日にグランドオープン!JR西日本アーバン開発による駅ビルの完全民営の開始


大規模リノベーション工事が行われてきた名谷駅ビルはtete名谷としてリニューアルを果たします。昨年に開業した北ゾーンに続き、いよいよ南ゾーンと合わせて明日18日に全施設がグランドオープンを迎えます。



北ゾーンはあくまでも既存駅ビルで営業していたテナントの受け皿的な役割が強く、リニューアルオープンもどこか盛り上がりに欠けましたが、南ゾーンの開業は華々しいものになるでしょう。



従前の駅ビルの様子が思い出せない程、美しく見事にリノベーションが行われました。



バスターミナルに面して新設された正面エントランス。こちらにもtete MYODANIのロゴが付きました。



従前の駅ビルとは異なり、新たに設置されたサッシが外側にも賑わいをもたらし、夜間には館内の光が路面を照らすようになります。



駅ビル内に復活するファミリーマートは駅ビル内外からアクセスが可能になります。



2階の内装も1階と共通で温かみのあるデザインと照明が採用されています。以前の薄暗い昭和の事務所ビルのような雰囲気は微塵も残されていません。



高級食品スーパーの成城石井が入り、食材のチョイスには、大丸須磨店に加えて新たな選択肢が増えます。



SWEETS BOXは毎日、通勤・通学で改札を通る際に、どんな店が出店しているのかを眺めるのが楽しみになるでしょう。



フロアの上下の移動をエスカレーターの新設によって解決し、施設内の回遊性を高めます。



従前は、元から改札機上には吹き抜けがあったにもかかわらず、特に目立った存在ではありませんでしたが、これを見事にリノベーションして、本来の吹き抜けが持っている魅力を増幅させました。



首都圏には郊外駅にも多くの駅ビルが存在し、エキナカが充実していますが、関西圏には郊外駅に駅ビルが存在する例は意外に少ない中、tete名谷はかなりグレードの高い駅ビルに昇格したのではないかと思います。



明日以降は全ての店舗が開店し、多くの人々が行き交い、賑わう駅ビルとなるでしょう。同時にグランドオープンする須磨パティオと合わせて、地下鉄沿線他駅からも集客が見込めるのではないかと思います。



真新しいtete名谷と須磨パティオの二大商業施設に、大丸須磨店が加わり、名谷の沿線における人気は更に高まるでしょう。駅周辺での民間住宅開発や後背地の団地群の再開発に弾みがつく事を期待しています。

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