(仮称)神戸三宮伊藤町増築計画 旧居留地の学生街化も後押ししたい

BIOTOPのオープン予定地に近接した立地で進められている建設工事が、(仮称)神戸三宮伊藤町増築計画。学校法人コミュニケーションアートが計画する神戸・甲陽音楽＆ダンス専門学校の増築プロジェクトです。



前回の年初の取材時はまだ杭工事が進行中でしたが、2ヶ月経過して敷地内にタワークレーンが登場しました。



敷地内では山留と掘削工事が進行していますが、その最中に早くもタワークレーンが投入されました。



山留はどうやら以前この土地に立っていた三宮伊藤町ビル北館の地中壁を再利用している模様です。



既に地中に建て込まれた杭頭の処理も一部は終わっているようです。地中躯体は新たに構築されたものかと思われます。



既存の校舎ビルと連続する形・同様の外観デザインの建物が建設されます。栄町通の兵庫信用組合本部ビルの増築工事も同様に既存ビルの隣接地にほぼ同デザインの建物を建築し、一体化したプロジェクトでしたが、この計画も同様となりそうです。学生が多く集う事による街の活性化は好ましく、旧居留地にはこの他、神日ベルエベル美容専門学校も立地しています。今後も新たな専修学校が進出する可能性もあるでしょう。現在、三大都市にしかないモード学園が旧居留地内に開校すると、デザイン都市としてのメンツも立つのではないかと思います。