成長を始めた旧居留地・江戸町筋のWDB三宮ビル。竹中工務店が2機のタワークレーンを駆使して鉄骨躯体工事を進行させています。
既に地上7階にまで鉄骨は達しており、鉄骨建方は残り2フロアでいよいよ上棟となります。想像していた以上に5階より上のフロアがセットバックしています。
薄い養生ネットを使用しているので、鉄骨の隆々とした重厚感が非常によく伝わります。それが非常に格好良くて惚れ惚れします。
基壇部の方が階高は大きいのでしょうか。と思いきや、前回取材時と何かが違います!何でしょうか。
柱と梁の十字部分にあった王冠のような柱頭の装飾が消えました。前回はモックアップのように見え方を確認する為に仮設置していたようです。再登場が楽しみです。
代わりに、梁の部分に装飾パネルの取り付けが開始されました。パルテノン調の模様が可愛らしいですね。色調は割と明るめのオフホワイト。
予想通り神姫バスも神戸本社を来年早々に三宮に開設する事が判明しましたが、WDBも本社機能の一部をこのビルに移す可能性はあるでしょうか。姫路企業の神戸シフトは、今後の神戸に成長余力を見出している現れなのではないかと思います。
播州信用金庫も神戸本部を構えていますし、グローリーや西松屋、山陽特殊工業等の企業も今後、神戸の利便性を教授する為、再開発で新規供給されるオフィス床を活用する機会が出てくるかもしれません。
アシックスの関西支社を受け入れる事になった近隣で建設中のオフィスビル・神戸旧居留地91番館。新築オフィスが市外から移転する企業受け皿になる好循環が生まれる要素になり始めています。
WDB三宮ビル新築工事 「アレ」が消えた!? 鉄骨建方工事が更に進捗中
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県内での神戸一極集中もよくないと思う