ポートタワーリニューアル

中突堤中央ビル南館跡地の暫定緑地「ONE HEART BIRTH」に神戸最低峰「KOBE KO-山」が誕生



解体工事が完了した神戸ポートタワーの北側に立地していた中突堤中央ビル南館。今後、残る北館の解体が終わるまでの間は暫定的に緑地として活用される事となり、敷地全面に芝が植えられ、養生が行われていました。広場の名称は「ONE HEART BIRTH」。



中央にはこんもりとした部分があります。神戸で一番低い山 “神戸最低峰” 「KOBE KO-山」が造成されました。完登するとポートタワーをバックにここでしか撮れない迫力のある記念撮影ができるほか、芝生の上でランチやピクニックなどはもちろん、ヨガやスポーツトレーニングなど海風を感じながらリフレッシュな時間を過ごせるスポットとして広報されています。



実際に登頂してポートタワーをバックに記念撮影している人々を取材中も見掛けました!



時間帯によっては逆光になってしまいますが、中突堤中央ビル南館があった頃には無かった開放感が広場には溢れています。



照明設備も整っているので、夜間にもライトアップされたポートタワーをバックに夜景の記念撮影もできるかもしれません。



芝生広場はこれから陽射しが徐々に和らいでいくと、ピクニックにも重宝される場所になるでしょう。ポートタワーを見上げながらの食事も楽しいかもしれません。



広場には木のベンチや薪、そしてファイヤーピットも設置されていました。アウトドアでも人気のある焚火が楽しめる準備が行われていました。夜に焚火イベントが催されるのでしょうか。



神戸ポートタワーのリニューアルオープンから早くも5ヶ月が経過しました。フェリシモが施設の運営を行っており、順調に集客数を伸ばしているようです。メリケンパークとセットで様々なイベントが毎週のように行われており、週末を中心に元祖ウォーターフロントは常ににぎわいの絶えない空間となっています。



この日もポートタワーの足下の広場ではキッチンカーが出店して賑わっていました。



来春には新港町エリアに待望のジーライオンアリーナ神戸が開業し、多くの人々が東側のウォーターフロントエリアに流れる事が予想されます。既存のウォーターフロントとの回遊性を高めて、相乗効果をもたらすよう工夫が必要かと思われます。まずは両エリアのアクセス性の向上が必須です。

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