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耐震・リニューアル工事によって閉鎖されている神戸ポートタワー。当初は今夏のリニューアルオープンを予定していましたが、台風によるの影響で工期に遅れが生じた事から、開業時期を24年春に延期していました。
展望施設及びタワー低層部の運営については、昨年12月より民間事業者の公募を行なっていましたが、遂に運営企業が決定し、タワーを管理する神戸ウォーターフロント機構から発表されました。
タワーのコンセプトは「brilliance-赫(かがや)き」
展望施設の運営を担うのは、新港町に本社を置く通販大手のフェリシモ。物販、カフェ&バーの開業を想定しています。展望施設には、4者からの提案応募があり、見事に地元に根付いた企業のフェリシモが運営権を獲得しました。
展望施設には既存の1-5階及び新設される屋上回廊が備わる予定です。最新のデジタル技術を駆使したフロアや既存の回転式展望フロアも再活用する等、トレンドを掴む流通企業ならではコンテンツと工夫で、ポートタワーを盛り上げ、発信していくようです。
具体的には光のミュージアム、メリーゴーラウンドカフェ&バー、ポートタワーギャラリー、太陽と月と星の空中回廊等、これまでにはなかったコンテンツを豊富に配した楽しい空間を創出するとしています。
フェリシモは、これまでのような神戸港のシンボルだけでなく、神戸経済全体の活性化を導くシンボルへと生まれ変わらせる意気込みです。
OLD∞NEW エモく、神戸らしく、未来へ向けて
低層部3-4階には、クレ・ドゥ・レーブが進出企業に決定。カフェ・レストランを開業する予定です。「OLD∞NEW エモく、神戸らしく、未来へ向けて」をコンセプトに、主に神戸市、兵庫県産のフルーツを使ったスイーツやドリンク、どこか懐かしさを感じさせるようなフードメニューなどを展開する予定との事。同社は、北野クラブ、海洋博物館のオーシャンプレイス、相楽園等で、結婚式場の運営を行なっており、最近ではフェリシモ本社の低層棟にが劇場型レストランをオープンする等、フェリシモとの連携も顕著です。
2階を運営するのは、熾リ(いこり)。神戸ザックと オリジナルザック等を取り扱う物販店舗をオープンします。
展望施設と複数の飲食店を組み合わせ、ローカル色の強かったタワー内部を、生まれ変わるウォーターフロントにおける最先端のオシャレスポットへと変貌させる計画です。
フェリシモや村上工務店に代表されるように、地場のコンテンツ企業や建設企業等が、本業とは別の形で、神戸の魅力を高めるハード・ソフトの整備や運営に携わるケースが増えています。これは非常に歓迎すべき事です。今後はもっと資本力のある大企業にもこうした形でウォーターフロントエリアや都心の再開発、施設運営に加わって欲しいですね。
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フェリシモが運営してくれるなら
安心出来そうですね
良かったです