神戸阪急の本館と新館に間を貫く葺合南37号線。新館のリニューアルによって人通りの増えたこの通りに神戸市と神戸阪急が共同でKOBEパークレットの設置を計画していましたが、遂に整備が始まりました。
設置場所はブルーボトルコーヒーの店舗に沿った部分です。
パークレットデッキの長さは約16m。神戸市とエイチ・ツー・オーリテイリングは三宮の活性化を目的とした包括連携協定を昨年7月に締結し、今後、神戸阪急周辺の再整備を進めていく事に合意済です。
ブルーボトルコーヒー前にパークレットを設ける事で、テイクアウトしたドリンクをベンチですぐに楽しめるまさに同カフェのオープンテラスのような役割を果たします。
ブルーボトルコーヒーはテイクアウトスタンドもあるので、まさにパークレットの設置場所には打ってつけ。これまで設置されてきたどのアウトレットよりも有効活用されるのではないかと思われます。
神戸市と神戸阪急の連携を示すパークレットのサイン。
包まれるような形状でベンチが並び、奥にはカウンターテーブルも備わります。
葺合南37号線は神戸阪急の本館と新館に挟まれており、あまり陽が差さない通りの為、少し薄暗さが否めませんが、その分、夏場の避暑には適しており、梅雨明けには重宝される事が予想されます。
パークレットの工事開始と共にブルーボトルコーヒー前に置かれていた木製ベンチは撤去されました。パークレット完成後にはその役割を再び担う事でしょう。
葺合南37号線はこれまでの店舗搬出入口のある裏通りとしての扱いから、神戸阪急のリモデル以降はより表通りとしての機能を発揮し始めており、潤いの不足して居た通りには、神戸阪急が本館の壁面緑化を実施したり、廃材の木材を外壁に活用したりして、SDG’sを意識した活性化を図っています。
パークレットの設置により、葺合南37号線のにぎわいアップが期待されます。そのまま近い将来に再整備を予定する東側に交差する葺合南54号線にも、もっと人の流れを創出し、回遊性を高めるキッカケになって欲しいと思います。
葺合南37号線KOBEパークレット設置工事が開始される 神戸阪急周辺のにぎわい創出に貢献
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