三宮再整備・再整備後の夜の東遊園地は人が訪れ、お洒落さを増した都心のオアシスへと変化

再整備が完了してまもない今年の5月に撮影したものの、お蔵入りしている事に気づいていなかった夜の東遊園地の様子をお届けしようと思います。



再整備を終えた東遊園地は、ナイトタイムエコノミーを活発化させるため、夜間景観の非常に美しい空間へと大きく生まれ変わりました。



園地内に多くの照明設備が投じられ、公園全体が温かく美しい光に包まれています。



再整備前の東遊園地は、ルミナリエ等の特定のイベント時以外、基本的に夜間に人が訪れる公園ではありませんでした。



温かい色調の建材を多く採用し、これを色温度の低い照明を当てているので、園内の雰囲気も柔らかく、心地よい空間創出に効果をもたらしています。



ライトアップのハイライトは、園地中央に位置する「見晴らしひろば」とそれに囲まれる芝生ガーデン。



にぎわい施設の「URBAN PICNIC」も夜間の東遊園地を訪れる大きな目的になっており、夜10時まで営業する事により、日没後の公園のにぎわい継続に寄与しています。



URBAN PICNICの窓に沿って備えられたベンチ下にも照明が仕込まれており、夜には建物を縁取るように照らしています。



芝生広場を回り込む歩道やシェードベンチも明るく照らされています。



夜の公園を楽しめるようになり、東遊園地周辺の建物のライトアップも合わせてより映えるようになりました。



URBAN PICNICの東側の様子です。カフェ店内の柔らかい明かりが「みちひろば」へも漏れ出ています。



みちひろばのメタセコイア並木にも照明が当てられています。



園地内のどこを切り取っても絵になる景色が広がっています。



今後、園地東側に接するフラワーロードの改修が進められる予定です。光のミュージアムと共に税関線の夜間景観も大きく変わる事でしょう。



見晴らしひろばの階段ベンチにもライン状に照明が入っています。



ウェーブ状のベンチに沿ってライン照明が輝きます。デザイン的にもグッドです。



水盤内にも曲線を描くようにライトが埋め込まれています。



夜のデートや散策にもピッタリの東遊園地。歩いて回るだけでも楽しい空間です。これからの季節はURBAN PICNICで温かいドリンクを購入して夜の東遊園地を楽しむが吉です。



もう枯れてしまいましたが、緑のフカフカの絨毯が存在していた季節には、芝生に座りながらの夜景を楽しむという事も出来て居ました。



TVドラマ「たとえあなたを忘れても」では、ここのところ、中突堤ばかりが登場している感があります。この美しく生まれ変わった東遊園地で登場人物が語らうシーンや旧居留地や三宮中央通りを歩くシーン等も見てみたいものですね。1月にはルミナリエの会場として再び多くの人々がイルミネーションと共に夜の東遊園地の美しさを堪能する事になります。