雲井通5・6丁目再開発

神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業 起工式開催後の現場 工事名称の看板は切り替えられた?


先週木曜日に大々的な起工式が開催され、兵庫県、神戸市、三菱地所、大林組等、関係者約180名が出席する大規模な式となった模様で、このプロジェクトへの意気込みの大きさ、注目・関心の度合いが非常に高い事が示されたと言えます。神戸以西の西日本で、現在進められている単独の都市再開発プロジェクトとしては最大級の計画です。久元神戸市長も「関西の新たなシンボル」を標榜するコメントを述べました。



さて、起工式に一日を費やしましたが、その前日もまたその翌日も行われているのはあくまでも現在は解体工事です。起工式開催日=着工日となりますが、既存建物の解体を伴う開発の場合、着工日を定義するのは難しく、地上躯体の解体時は解体工事、これが完了し、地中障害物の撤去が開始されるタイミングを着工とする場合が多いようです。



雲井通5丁目のケースでは、解体が先行していたサンパルについては、起工式以前に既に地中障害物の撤去工事は開始されていました。現在も継続中です。



起工式の開催には、旧中央区総合庁舎の地上躯体撤去を完了させる事を前提としていたのかもしれません。最も早く地上躯体の解体が完了した勤労会館跡地については鉄板が敷き詰められています。



現場事務所も立っているので一足早く地中障害物の撤去も完了させているのかもしれません。

大手ゼネコンの進める解体・建設工事は別としても、中小規模の建設計画の場合、解体を担う施工者と建設を行う施工者が異なるケースが多く、その場合、解体は地上部のみに留まる事が殆どです。



現在、基礎工事のプロ集団「丸五基礎工業」がオールケーシング工法で基礎杭等の障害物撤去を進め、これが完了次第、即、杭工事を開始する事になるでしょう。三点式パイルドライバの登場はいつ頃でしょうか。やはり敷地内全ての地中障害物撤去を待って基礎工事を始めるのか、これも効率的に先行する部分から順次開始するのか。都心エリアにおける最大級の工事開始に興味が尽きません。



起工式を執り行ったので建設工事に切り替えられているのかと思いましたが、工事の看板もまだ解体工事のままでした。



中央幹線では地中のインフラ移設工事が夜な夜な進められていますが、これは歩行者デッキを建設する為の準備工事です。そしてデッキ建設の開始の為、測量技師の方が作業を行っていました。今年度後期よりいよいよ歩行者デッキの建設も発注される予定です。

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