三宮再整備

三宮再整備・小野柄歩道橋エスカレーター設置工事が完了 稼働開始を待つ 三宮東エリアのポテンシャルとデッキネットワーク



三宮駅南側の三層ネットワーク構築において歩行者デッキの通行者数を増やす事は周辺部の回遊性向上の上で至上命題でしたが、利便性を改善する事でこの実現を目指すのが小野柄歩道橋のエスカレーター設置工事です。



階段横に設置の完了したエスカレーターが姿を現しました。デッキ同様にダークシルバーのパネルに覆われたエスカレーター設備はデザインの良い家電家具のような格好良い佇まいです。



周囲に沢山の直線が入り組んでおり、新設されたエスカレーターと良くマッチしています。



個人的にも今後間違いなくこのエスカレーターを使用する頻度は増えていく事になると思います。雲井通の再開発が着工すると尚更でしょう。



今後、JR新駅ビルから雲井通に新設デッキが東伸すると、三層ネットワークの重要性はかつてない程に高められる事になります。



周辺部の再開発やビルの建て替えが進む可能性もあり、中央幹線南側のデッキもここから更に東伸される事も考えられるでしょう。



三宮東地区から御幸通、磯上通への人の流れも増えてくれば、デッキの南伸という選択肢も生じるかもしれません。やはりバスターミナルとJR三ノ宮駅の新東口改札という交通拠点が鍵を握るのではないかと思われます。



三宮が東側に発展拡大すれば、デッキネットワークの重要性は更に増すでしょう。御幸通や磯上通では空いた土地はことごとく賃貸マンションになってしまう状況に歯止めが掛かる大きな転機が訪れる事になります。神戸空港の国際化とも連携し、三宮東エリアのポテンシャルは急上昇するかもしれません。

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