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今日の記事は神戸市が公表した今年度の公共工事発注情報において注目に値する都心再整備のプロジェクトについて取り上げたいと思います。主に道路改良工事が中心となりますが、周辺再開発と連動したものも多く、完成後の姿に期待が持てます。
サンキタ通り・アモーレ広場整備工事
施工期間: 約12ヵ月歩道舗装工1式
街渠工1式
神戸阪急ビル東館建替、西館及び阪急神戸三宮駅のリニューアルと合わせてこれらに接するサンキタ通りとさんきたアモーレ広場の整備工事がいよいよ開始されます。整備開始前の準備として、街路樹は伐採されて切り株の撤去も行われました。今後、1年を掛けて通りと広場を駅前再開発のシンボリックな存在に仕立て上げます。土木工事の後に新たな舗装、植栽、照明、ベンチ、装飾が施され、サンキタ通りは歩行者専用道路へと生まれ変わります。さんきたアモーレ広場も約5年ぶりに駅前の待ち合わせ・賑わいスポットへと返り咲く事になります。
中央幹線歩道改良工事
施工期間: 約7ヶ月歩道舗装工1式
街渠工1式
この春に開始された中央幹線の道路改良工事。三宮クロススクエア東側エリアの先行整備とも言えるこの工事。完成した神戸阪急前付近の歩道拡幅に続き、既存バスターミナルのエントランス的な存在の三宮東交差点周辺の円滑な交通を目的として、交差点付近の歩道の拡幅、中央分離帯の改修、信号機の歩行者横断時間を短縮等を実施します。
三宮中央歩道橋エスカレータ設置工事・三宮東歩道橋エスカレーター設置工事
施工期間: 約7ヶ月駅前周辺の回遊性向上を図る為、歩行者デッキの活用促進を目的としたエスカレーターの設置工事を行います。デッキの西端である三宮中央歩道橋と東端の三宮東歩道橋の階段にエスカレーターを設け、中央幹線を横断している歩行者をデッキへと誘導して人の滞留を防ぎ、回遊を促す狙いです。
葺合南54号線道路改良工事(その5)
施工期間: 約9ヶ月歩道舗装工1式
街渠工1式
現在、その4の施工中ですが、年度内にその5の発注を行います。対象は中央区磯辺通3、4丁目とされており、その4で施工している区間の先へと工事を南進させます。その5で国道2号線に達するのかどうか。
鯉川筋歩道拡幅工事(その2)
施工期間: 約6ヶ月歩道舗装工1式
街渠工1式
2月に広告された鯉川線道路改良工事のその2が発注される予定です。今年度に行われるその1で栄町通から三宮中央通りまでの区間の歩道拡幅を予定していますが、その2は元町通1丁目が対象なので、改良区間を北進させて元町駅までの歩道を拡幅するものと思われます。
神戸明石線観光バス乗降場整備工事/神戸明石線駐輪場整備工事
施工期間: 約5ヵ月歩道舗装工1式
街渠工1式
鯉川筋の道路改良にて観光バスの乗降場を整備するという話が以前より出ていましたが、乗降場は鯉川線ではなく、神戸明石線つまりは中央幹線沿いに整備される事になるようです。同時に駐輪場の整備も進められます。
税関前歩道橋架替工事
施工期間: 約24ヶ月18年冬にコンペを終えてデザイン案が決定していた税関前歩道橋の架け替え工事が遂に始動します。既存歩道橋の撤去と新歩道橋の整備に約2年の工期が費やされる予定です。同時に東遊園地の再整備も進行するでしょう。
三宮プラッツリニューアルその2
施工期間: 約30か月床タイル美装、屋上緑化、鉄骨階段改修及び階段基壇化、点字ブロック改修、トイレ改修、デジタルサイネージ整備
今春に完成した三宮プラッツのリニューアル工事ですが、まだ完成形ではなかったようです。その2の改修では実に2年半を掛けて大掛かりに工事が進められる予定です。
京橋線歩道改良工事
施工期間: 約9ヶ月歩道舗装工1式
照明設置工1式
新港突堤西地区で進む三宮新港計画は今年度に一部の業務・商業施設が完成を迎える予定です。これらの開業に合わせて新港町の京橋筋も改修される予定のようです。再開発地区に相応しい景観に改良して欲しいと思います。
加納町3丁目交差点改良工事
施工期間: 約12ヶ月交差点改良工1式
巨大な歩道橋がアイマークである加納町3丁目交差点は山手幹線を将来的に地下化させる構想がありますが、これに先駆けた工事なのかは定かではありませんが、改良工事が施工されるようです。
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