リニューアル中の神戸阪急ビルに並行するサンキタ通りも再開発と合わせて歩行者専用道路への転換を図る為の再整備工事が開始されています。
既存の車道のアスファルトの一部を剥がして新たな縁石を敷設する作業が進めらているようです。基本的に阪急ビルの前からアーケード下に渡って全面的に統一されたデザインの舗装ブロックで敷き詰められたフラットな空間の形成が必至かと思われます。
現在はかつての歩道が車道になっています。
車道のほぼ中央に路側のようなコンクリートの板が埋め込まれています。これは何でしょうか。これまで都心で行われてきた道路改良工事は側溝や排水溝の新設を主とした土木工事から開始されていました。今のところ既存溝を解体する動きは見られていません。
同時平行でサンキタ通りのアーケードの改修も進められています。主にアーケードの塗装による美装化が作業の中心です。
屋根のパネルと外側のフレーム部が明るい色に塗装されています。
照明設備のLED化も行われているのかもしれません。夜間の作業なのか実際の改修の様子を見る事はありません。
通りの洗練性を高めるにはアーケードの撤去も一つの方法という考え方もあります。雨の日や陽射しの強い季節の利便性の高さにアーケードを支持する意見もあるでしょう。関西の各都市は首都圏と比較してもアーケードを重宝する傾向にあり、見た目よりも実を取る文化が色濃く表れています。
歩行者優先道路としてその洗練性に感動を覚えるのは東京ミッドタウン日比谷前の日比谷仲通りです。
モザイク様に敷き詰められた石畳のような路面には段差が殆どなく、S字に曲線を描いた通りと緑の豊かな歩行者専用道路は美しいの一言に尽きます。新生・サンキタ通りがどこまでこのレベルに近づけられるのかは未知数ですが、個人的には大きな期待を寄せています。
この通りの仕上がりレベルによってこれから整備される三宮クロススクエアへの力の入れ方を推し量る試金石になるのではなちかと考えています。神戸阪急ビルが完成度レベルの高い建物になりますのでこれに応じられる通りへの変貌を期待している次第です。
サンキタ通り道路改良工事 縁石敷設が進む アーケードの美装化も進行中 整備後の姿は日比谷仲通へ近付けられるか
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アーケイドを折角新しく塗装するのに、どうして黄緑と黄色?
明るい雰囲気を出したいと思っているのかもしれないが、安っぽくセンスのない商店街の様で非常に残念です。様々な形状と色の雑居ビルや広告看板で既にガチャガチャしているのに、そこへ更に派手な色を加えても逆効果。誰が決めてるのか知りませんがセンスの無さに驚愕しました。例えば黄色のところを白、黄緑を黒かダークグレーなどにした方が全体が引き締めり、新しい阪急ビルの雰囲気にマッチして、洗練された雰囲気になるのでは?
確かにこのお直しが仮のカラーではないのなら、センスを疑いますよね…
この色ならそのままでも全然良かった気がします