神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル東館解体工事/神戸阪急ビル増築工事


先週は三宮ターミナルビル営業終了のニュースが話題となりましたが、引き続き神戸阪急ビルの敷地では解体工事が粛々と進められています。旧東館は真っ二つに両断されて東側半分が消滅しました。


建物の東側を覆っていた足場、養生ネット、防音パネルの類はほぼ全て撤去され、仮囲いのみになったので、期間限定の開放感が生まれています。阪急の高架軌道の壁面コンクリートが剥き出しになっている様子が見えます。とても珍しい光景です。


JR駅のホームから眺めると、まるで「さんきたアモーレ広場」跡と阪急ビルの東側跡地が一体化されたかのように見えます。このまま設計変更して広場も含めた開発にしてしまっても良いのではないかと思ったりもします。技術的にはまだ間に合うのではないでしょうか。


未だに不思議なのが残った建物西側の壁面です。とても綺麗に塗装されています。やはりまだ当面の間は西側の通路機能を保持しながら、東側の基礎や地下の工事を先行して進めるものと思われます。場合によっては地上部の一部でさえ建設されるかもしれません。


この解体工事だけはなかなか先が読めません。一方、三宮ターミナルビルの解体はどうなるでしょうか。こちらも駅前広場を大幅に縮小して資材置き場や建設事務所を構築するスペースの確保が必要となります。ビルと連結した2階の歩行者デッキも閉鎖される場合、周囲の混乱はかなり困難を極めるでしょう。やはり阪急同様に建物の中央通路を境として、東と西に分けて解体を進める可能性があるでしょうか。来春以降は三宮駅前地区は長年の間、工事ばかりといった様相になっていきます。



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POSTED COMMENT

  1. H3O より:

    建て替えの決まった市庁舎2号館やサンプラザビルと同様に
    JRを挟んで南側にある交通センタービルは屈折倒壊した
    3階以上を新設して10階建てになっています
    ここも阪急ビルが完成した後は建て替えか駅前広場にしたらどうですかね
    敷地面積は阪急ビルとほぼ同等なので特定都市再生緊急整備地域ですし
    思い切った建て替えも可能と思います

  2. 三宮で働く人 より:

    旧パイ山前のバス停が移転して、通行人の混雑が緩和されましたね。
    また、工事の壁が一部外されて、阪急の線路の壁が見えていました。

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