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解体完了までに残り1年を切ったJR三ノ宮駅の三宮ターミナルビル撤去工事。既存ビルはいよいよ縮小して存在感が無くなってきました。聳え立つ2機のタワークレーンばかりが目立ちます。
防音パネルが一段高くなっている部分がクリニック等が入居していたオフィスフロアだった4階部分です。この階の解体が終わるといよいよ三宮OPAだった基壇部の3階以下の解体が始まります。
西口に連絡する歩道橋から見ても最上部に手がすぐ届きそうな位に縮小しています。ここまで縮小すると、これを解体しているタワークレーン2機が大袈裟に思える位です。
既に隣接する新交通ポートライナー三宮駅の駅舎よりも低くなりました。
南側では解体されるビルに接したデッキ花壇の解体が進められています。
既にデッキの上は綺麗さっぱりしてコンクリートの床になりました。デッキに降りる為に設置されていた階段も撤去されました。これからこのデッキをどのように解体するのでしょうか。
解体中のデッキの下ではいつの間に鉄骨の柱や梁が構築されました。
恐らく屋根も取り付けられる模様です。解体されるデッキから歩行者を保護する構造とデッキ撤去後には車寄せ前の屋根付きの通路になるものと思われます。
鉄骨の構造はポートライナー駅舎の真下まで延ばされて構築されました。駅ビル地上部が解体された後の周辺がどうなるのかまだ想像するのは困難です。新駅ビルの建設が開始されればここも閉鎖されるでしょう。この屋根付通路の役目はあくまでもデッキが撤去された後、既存ビルの解体完了までの使用を目的としているのでしょうか。改札外コンコースに面して設けられた壁もそうですが、これら仮設構造体はいつまでの使用が想定されているのでしょうか。
ちなみに1年前の6月上旬はまだタワークレーンが設置されたばかりで仮設工事の真っ只中でした。
ここまでの解体風景は想像が付く工程でしたが、今後、基壇部から地下階の解体時における周辺の変化・変貌はこの工事における一つのハイライトになるでしょう。1年後には一体どのような風景が広がっているでしょうか。
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