ライトアップタワーズ　プラウド神戸県庁前＋トルチェ元町

ライトアップタワーズの記事を更新するのは実に1年半ぶりとなります。プラウドタワー神戸県庁前が竣工しました。以前からお伝えしていましたが、日没後、この美しいタワーの塔屋付近にライトアップが施されます。その模様を早速、見に行ってきました。



先週、仕事帰りにJRの車窓からプラウドタワーのライトアップが開始されているのを見てテンションが上がりました。実際に近くに行って見上げてみると、ティアラのような大きな塔屋が白く綺麗に浮かび上がっていました。



ライトアップされているのは塔屋のみでなく、両サイドにある建物軒の上に造られた装飾部も同時に照らし出されていました。また北面はエレベーターホール部にガラスカーテンウォールが採用されているので、各階に連続した光が縦に並びます。



ライトアップされた兵庫県公館とのツーショット写真です。この光景を見ることができるのを楽しみにしていました。



南面の塔屋付近です。実はこの塔屋はれっきとした建物の階層で28階となっており、居住者専用の展望スペースになっているそうです。眼下には絶景が広がっていることでしょう。



公館の正門側から見るライトアップされたプラウドタワー。確か以前、札幌でもこうした風景を見たことがあるような気がします。



低層部の照明演出も透明感があって綺麗です。ロビーの照明から漏れる光に加えて、各支柱にもライトが設置されていて外壁が浮かび上がるようになっています。



トップとボトムの照明演出で新たに神戸の夜に彩りを加えるタワーが誕生しました。



昨今の節電で関電ビルやドコモビル、ライオンズタワー神戸元町等、神戸の夜景の主役を演じていた高層ビルのライトアップが次々と自粛されている中、新たに神戸の夜景を牽引していく建物の誕生は歓迎したいです。節電は大事ですが、ライトアップに掛かる消費電力は微々たるものだと思います。企業や官庁の自粛はあくまでもパフォーマンス的な意味合いが強いので、せめて週末のみは復活させる等の措置は取っても良いのではないかと思います。何はともあれ、今後は山や海からもこのタワーのライトアップされた様子を確認してみたいと思います。



今回はもう1棟の照明演出の様子もご紹介します。プラウドタワーに程近い場所に聳える複合ビル「トルチェ元町」です。この建物の上部2層（オフィスフロア）の四隅に電飾が備わっており、夜間に点灯します。



シンプルですがなかなか格好よい照明演出です。規模は全く違いますが、横浜のランドマークタワーの上層部四隅にもこうした電飾が夜間に点灯しています。前々から気になっていたのですが、撮影に出かけに行く機会がなかったので、ようやく念願が叶いました。