磯上通で竣工、入居が開始されたエルグレース神戸三宮タワーステージが夜間の塔屋ライトアップを開始しました。地上29階建ての建物頂部は南西と北東にL字型庇状の装飾が取り付けられており、この部分が白くライトアップされています。
高さがあまりないので、三宮界隈でも目立つ存在ではないのですが、夜間には自己主張を強めています。
水平方向から確認すると、円筒形の塔屋も同様にライトアップが施されています。
最近、よく新聞の折込広告で同マンションのチラシが入ります。19階に備えられたレストランへの招待来場を促す広告です。同階には展望大浴場や露天風呂まで備えられ、シニアでなくても十分に恩恵が楽しめる共用施設が自慢です。確かに三宮を見下ろして入るお風呂は最高の贅沢かもしれません。
これで現在、都心エリアでライトアップされているタワーマンションは6棟となりました。
・神戸三宮D’グラフォートタワー
・アーバンライフ神戸三宮ザ・タワー
・神戸三宮タワーステージ
・ライオンズタワー神戸元町
・神戸芸術センター
・ジークレフ新神戸タワー
講談社から発売されている雑誌「セオリー」の新・土地のグランプリという特集で全国タワーマンションの立地ランキング(?)が掲載されていましたが、なんと三宮は豊洲等に次いで第三位にランクインとなっていました。
さてここで問題です。神戸で最も古い100m以上の超高層建築は商工貿易センタービル(1969年竣工。西日本で一番、全国でも二番目に古い超高層ビルです)という事をご存知の方は多いと思いますが、それでは市内で最初に100mを越えた超高層マンションをご存知ですか?
答えは六甲アイランドのイーストコート三番街(地上40階 高さ139m)で1991年竣工です。ちなみに日本で最も古い超高層マンション(100m以上)は大阪は都島区にあるベル・パークシティで1987年に竣工しています。住宅が100mを越えたのは霞ヶ関ビルが完成してから20年も後だったというのも不思議ですね。
市内で1番最初に100mを超えたマンションが六甲アイランドにあったなんて知りませんでした。バブル崩壊前、六甲アイランドには今より多くの高層マンションが建設される予定でしたが、結構中止になっていますよね…。六甲アイランドの高層マンション・ビルは現状でも多いですが、もし計画通りだったならもっと近代的な景観になっていたかもしれませんね。
PS 旭通4丁目の再開発の概要(最終?)が神戸市から発表されました。デザインも少々変わって、高さは190mになるみたいです。3月の着工が楽しみです。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/urban/redevelop/jl11asahi.html
enzeru001さん
六アイやハーバーランドは街開きがバブル崩壊と被った計画なので先行開発部のみとなってしまったのが惜しい所ですね。その分、未開発用地は今後、地域の特色に合った開発をするべきかと思います。個人的には人工島は二つも要らなかったのかな?と・・・。分散せずにポーアイに産業集積を図るべきだった思います。
旭通ですが、着工前の準備作業にはすでに着手しているようですね。190mに高さ縮小されたのはデザインの変更によるものでしょうか。住友不動産主導ということで、シティータワーシリーズに相応しいように角住戸にはガラスカーテンウォールを採用するのでしょうか。塔屋はルネッサなんばタワーに似ていますね。