ホテルモントレ神戸建屋解体工事 既存建物地上部は完全に姿を消す

昨年末に営業を完了し、閉館後に解体工事が開始されたホテルモントレ神戸。約30年の営業に幕を閉じ、新しいホテルへと生まれ変わる予定です。10月末の完了を予定して既存建物の解体工事が進められています。



これまでは向かいのコインパーキングから撮影すると建物全体がよく見えていましたが、すでにその姿はもうすっかり確認できません。



ポカンと開放的な空間が突如として現れました。当たり前なのですが、南隣にはホテル ザ・ビー神戸が営業中です。この2ホテルは完全に隣接し合っていたのが良く分かります。



仮囲いの内部では、地下階の解体撤去が進められていました(撮影：9月下旬)。



すでに一足先に建て替えが完了しているホテルモントレマリアーナは既存のモントレアマリーの基礎を再利用して、工期を短縮して建設されました。恐らくこの建物も同様の形で建て替えが進められるのではないかと思います。

「外観がだいぶくたびれて、建物の老朽化が進んでいるザ・ビーと一体的な再開発ができれば面白いのに」と思ってしまいますね。

新ホテルは2020年春の開業を予定しており、既存建物の解体が終われば、すぐに新築建物の建設が開始されるものと思われます。既存基礎の流用の場合、規模的には以前と同等の建物になる事が想定されるでしょう。



東隣は(仮称)アパホテル神戸三宮駅前の建設予定地ですが、現在は暫定的に簡易コインパーキングが営業しています。こちらも2020年1月開業予定なので、年明けには建設工事がスタートするのではないでしょうか。モントレ跡の新ホテルと同時進行で2棟のホテル建設が進む事でしょう。ダブル取材ができるのを楽しみにしています。